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2015年7月27日 (月)

オニノヤガラ(富士山)

前記事のキバナノショウキランと同じエリアに、オニノヤガラも生えていました。

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遠くから見て、枯れかけたバイケイソウかと思いました。近づいて見ると、オニノヤガラでした。

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二本目は丈が小さく、ウラジロモミの根元に生えていました。三本目は花付きが疎らです。

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一本目の花を接写して見ました。花被片が、少し緑がかっています。

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花も終盤のようですが、少しでも咲いている時に見られて良かった!

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丈の低い株は、まだ蕾が残っていました。

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それにしても変わった花ですね。図鑑では「花被片は合着し筒状、先端が少し離れる」と表現されていました。唇弁の様子も分かりますか?

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膨らんだ子房も接写して見ました。花柄(子房の付け根)が捻じれている・・。

花は緑がかっていますが、茎はご覧のように褐色です。茎まで緑色のものをアオテンマと呼ぶそうです。私は、まだ出会った事がありません。

この植物も、探して簡単に出会えるものではありません。僅かな時間で、三本も出会わせてくれた山の神様に感謝です。

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