ミヤマフタバラン(富士山)
フタバラン属には、アオフタバラン、タカネフタバラン、ミヤマフタバラン、コフタバラン、そして今年初めて見つけたヒメフタバランがあります。初めて訪れたこの場所で、コフタバランとミヤマフタバランに出会う事が出来ました。私の知る範囲では、この二種類以外はもっと標高の低い所に生えています(タカネフタバランも亜高山帯に生えますが・・)。
少し小高い所を見上げると・・。「この標高に生え、葉に艶があり、まだ咲いていない・・ミヤマフタバランだ!」
私はこの状態でミヤマフタバランを見るのは初めてです。いつも見ている場所を訪れる時期には、葉から上の花柄がずっと伸び花が咲いています。
今迄、コフタバランはシラビソやコメツガ等の少し暗い林床に生え、ミヤマフタバランはカラマツ林の(コフタバランの生えるところより)少し明るい林床に生えると思っていました。でも、この場所には混在していました。
« ヤツシロラン類の実生栽培記③ | トップページ | 北面で出会った野生ラン(富士山) »
「植物観察」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- やまぶどうの徒然日記_2010年(2020.12.03)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- カンアオイ属分布調査(オトメアオイ)(2020.12.01)
- テンナンショウ属の果実(2020.11.30)
「野生蘭」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- 晩秋の着生ラン(2020.11.28)
- クロヤツシロラン果実の頃(2020.11.10)
- 野生ランの生存確認とキノコ(2020.10.20)
- 土通草(ツチアケビ)三度(2020.10.18)
コメント