ヤツシロラン類の実生栽培記①
一週間毎の変化を観察した、クロヤツシロランの実生栽培の記事を少し休止しておりました。今後は、上記タイトルとして変化に気付いた時、不定期に更新して行くつもりです。
クロヤツシロランの実生床に使ったスギ玉を見ていて、亜高山帯の針葉樹林に落ちているトウヒやシラビソ等の果実ではどうだろうと考えていました。菌糸の繁殖に少し時間がかかりますが、写真のように白くなって来ました。別容器で菌糸を繁殖させ、補充用にしようと思っています。

こちらは、焼津市の竹林で採取した部材の容器に生えて来た菌糸です。ヤツシロラン類の自生地ではありませんでしたが、菌糸の勢いが良く容器内がかなり白くなっています。アキザキヤツシロランを蒔いてみましたが、数ヶ月経っても変化が無いため、クロヤツシロランを蒔いてみました。どうなる事やら・・。

次は、5月初めにアキザキヤツシロランの自生地から採取した部材に生えて来た菌糸です。比較的乾燥気味だったのと、林床を荒らしたくないので、少しだけ持ち帰りました。一番期待の実生床です。
クロヤツシロランは、根状器官や塊茎にイボのようなものが見えて来ました。今までには無かった変化です。
こちらは、期待の星だったツインズを、しのぐ大きさに成長した塊茎です。このくらいの塊茎が、容器内の所々に確認出来ます。ツインズは、周りに生えた後続組に覆われてしまいました。

左は、根状器官や塊茎に絡みつく菌糸が見えます。そして右は、アキザキヤツシロランを蒔いた場所です。

なかなか成長しなかったのが、気付かない内に結構大きくなっていました。これがアキザキヤツシロランなのか、クロヤツシロランなのか分かりません。こげ茶の菌糸束だけでなく、白い菌糸も絡みついています。頑張って大きくなれ!
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興味津々さん、今晩は。
先の変化が分からない所がまた面白いですね。
易いデジタルスコープがありますが、画質が悪く撮り難いです。
中古の顕微鏡を探しているのですが・・。
ブラ容器が増えて来ました。
容器ごとの変化が違うのも面白いです。
投稿: やまぶどう | 2015年6月 2日 (火) 00時42分
こんにちは
色んな菌糸のオンパレード出ますね、これは。
先ず、手っ取り早い方法はキノコの菌糸(共生菌候補)で
あるかどうかでしょうか。菌糸を拡大してクランプがあれば
心強いですね。しかしそうなると顕鏡やマイクロスコープが
欲しくなるね。ハイテクがあれば一段と進でしょうけれどもね。
最下段のシロイ芋虫みたいの、アレ何んでしょうか。毛が
生えてますね、処変われば品変わりますね。これ別種では
ないかと、芋に節々ありませんね。しかし面白いね、左の
端っこは如何なってんでしょうか。
投稿: 興味津々 | 2015年6月 1日 (月) 09時35分