ツチアケビ果実の観察
昨年の秋、愛鷹山系の渓谷へイワシャジンやダイモンジソウ等の花を見に行き、ツチアケビの果実を見つけました。
【10月11日】
この渓では、初めて目にするツチアケビです。良く見ると、何ヶ所かに食痕がありました。
茎が折れ倒れていました。食痕の主が写る確率はかなり低いと思いながらも、インターバルカメラを仕掛けてみました(11月15日に確認してみましたがNGでした)。
この食痕・・何ものが付けたのでしょうか?今迄、何ヶ所かでツチアケビの果実を見ましたが、食痕は殆ど見た事がありませんでした。
この日、センサーカメラを仕掛けました。倒れた茎は起こして笹で補強しました。上手く写ってくれると良いけど・・。
センサーカメラのデーター回収に行きました。果実は熟れが進み、少し変色している感じでした。でも、新しい食痕は見当たらず、カメラにはテンとイノシシの子らしきものが写っていただけでした。
第二回目のデーター回収に行きました。果実は、ご覧のように黒くなっていましたので、カメラも回収する事にしました。残念ながら、今回も食痕の主を確認する事は出来ませんでした。
センサーカメラの記録では、12月16日~19日の間に、殆どの果実が黒くなっていました。
この食み痕の主はいったい・・?今秋また挑戦してみようと思っています。
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