クロヤツシロラン実生栽培への挑戦(①-2)
蒔いた種に変化がありましたので、その写真を載せてみます。被写体が容器内にあるため、見難い写真ばかり続きますが・・
。
肉眼では変化が分からず、マクロレンズで撮ってから、トリミングしてみました。種子の中央部が、黄色みを帯び膨らみ始めていました。卵形から段々丸くなって行くようです。期待も膨らみます。

こちらは更に丸くなって、両端の白い繊維のような部分が無くなって来ています。そして、容器内をじっくり観察すると・・。
この部分には、白い菌糸ではなく茶色の菌糸が見えています。クロヤツシロランは、山姥の髪の毛(ホウライタケ属)からも養分をもらうと聞きました。これはその仲間なのでしょうか?
針葉樹林内にもあるようですが、私が山姥の髪の毛を見たのは、落葉広葉樹林でした。それに色が黒でした。
更に拡大すると、球形から変形した塊に芽らしきものが確認出来ます。
同じ容器内でも、場所によって成長(変化)にかなりな差があります。スギ玉から伸びている茶系の菌糸が一番早く成長させているように見えます。
また変化があったらブログに載せてみます。何とか花が咲いてくれると嬉しいのですが・・。咲くまで諦めずに頑張ります!
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自由人様、お早うございます。
コメント有難うございました。
おっしゃる通り自然も師ですが、私に挑戦への知識を与えてくれた師です。
専門の研究者以外で、こんな事をやろうなんて人はまず居ないと思います。
新しいものへの挑戦、そしてものを覚える事は楽しいです。
もっと若い内にそういう気持ちになっていれば・・今思っても仕方ありませんね。
「黄金の菌糸」もっとしっかり観察してみます。
休みになって、栽培ボックスの追加と保温を工夫しようと思っています。
まだ花を咲かせられるか分かりませんが、その先には別のキノコでの実験、別の腐生植物の発芽など、夢は広がります。
今年も後少しですね。
一年はあっという間です。
来年も宜しくお願い致します。
良いお年を!
投稿: やまぶどう | 2014年12月28日 (日) 07時05分
これは凄いことをやりましね。師とはなんでしょうか。
これらは初の試みで師などはいませんね。いるとすれば
自然のことでしょうか。訂正されたほうが良いかもです。
「黄金の菌糸」の力、これまた凄いところに気づかれました。
この菌糸の発祥元を辿って接写拡大して下さい。
黄金色に輝く様に虜になることでしょう。
元をたどればどんなきのこでしょうね、研究ネタ増えて困りますね~。
歳をとるのが忘れますが・・。しかし又早や年が暮れますね~。
投稿: 自由人 | 2014年12月26日 (金) 19時15分
もこままさん、お早うございます。
まさか腐生蘭を発芽させることが出来るとは思いませんでした。
もしかしたらウチョウランも?なんて考えると楽しいです。
その可能性があるかもしれません↓。
http://asitaka-yamabudou.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-22b3.html
投稿: やまぶどう | 2014年12月26日 (金) 07時51分
こんにちは。
クロヤツシロランの発芽 おめでとうございます!
私まで ワクワクドキドキしています。
順調に育ちます様に!!!
投稿: もこまま | 2014年12月25日 (木) 12時54分