西臼塚(11月下旬②)
富士山・・西臼塚散策の続きです。
西臼塚を訪れた事のある人でも、この穴に気付いた人は少ないと思います。穴の中から湿った風が吹き上げて来ます。中を撮ろうと思ったのですが、レンズが曇るので止めにしました(危ないから不用意に近づかない方がいいと思います)。
落ち葉を踏みしめながら歩いていると、青い実が落ちていました。頭上を見上げると、葉の落ちたクサギの枝が広がっていました。
これはウバユリの蒴果です。少しだけ種が残っていました。一気に落ちないで、強い風が吹いた時に(遠くに)飛ぶように、細い糸のガードがあります。
倒木にはサルノコシカケの仲間が生えていました。大きな傘に守られるように生えているのは、このキノコの赤ちゃんでしょうか?
足元に大きなカエデのようなハリギリの葉が落ちていました。樹上を見上げると、まだ数枚残っていました。
こちらは、ホウノキです。大きな落ち葉が、その存在を教えてくれます。
そして、この日やっと出会えたヤマシャクヤクの果実です。赤い部分ではなく、黒いのが種です。例年はもっと沢山見られたのに・・。少し時期が遅かったのかな?
今日は、朝から富士山に笠雲がかかっていました。夕方頃は、今にも降り出しそうな気配でした。
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