コハクラン
深山の野生ラン・・コハクランに今年最後のお別れをして来ました。
左は分かりませんが、中と右は小さい方が分球した新葉だと思います。
こちらも・・。コハクランは、秋に葉の更新があり、新しい葉は球根の根元から伸びて来ます。その途中に新しい球根が出来るのです。
小さい上に薄暗い林内に咲くので、マクロレンズではピント合わせが難しい花です。
同じ花なのに、光の加減で違った印象を受けます。
実はちょっと気になる事がありました。初夏に見た株数よりかなり少ない印象を受けました。斜面に生えるため異常気象による大雨で、子株が流されてしまったのかもしれません。
それと、この野生ランは果実が裂けるまで(種が飛散するまで)残っているものが殆どありません。今迄、二株見ただけでした。結実しても、途中で腐ってしまったものを幾株か見かけました。何が原因なんだろう?分球による増殖は、子孫を増やすために大切な事のようです。
【友情出演のイチヨウラン】
網目の目立つ葉・・その横には、新しい葉が見えています。イチヨウランも秋に葉の更新があります。
« 浮島ヶ原自然公園の植物(9月末) | トップページ | シュウメイギク(裏庭植物園) »
「植物観察」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- やまぶどうの徒然日記_2010年(2020.12.03)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- カンアオイ属分布調査(オトメアオイ)(2020.12.01)
- テンナンショウ属の果実(2020.11.30)
「野生蘭」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- 晩秋の着生ラン(2020.11.28)
- クロヤツシロラン果実の頃(2020.11.10)
- 野生ランの生存確認とキノコ(2020.10.20)
- 土通草(ツチアケビ)三度(2020.10.18)
コメント