ホンゴウソウ(富士市)
今年の腐生植物観察も、もう少し経つと咲き始めるクロヤツシロランとアキザキヤツシロランを見て終わりかと思っていました。
ところが・・。
ヒナノシャクジョウソウの、その後の様子を見に行って、見慣れない植物を発見しました。邪魔な枯れ枝を退けたところです。

「もしかしたらこれは、ホンゴウソウではないだろうか?」とっても小さくて、老眼には優しくない植物です。

こちらにもありました。金平糖か野イチゴの果実のようなものが見えます。
マクロレンズでも撮ってみました。ストロボ発光だと、この小さな植物は上手く写りませんので「手持ち夜景モード」で・・。今の私の腕では、これが精一杯です。
後ろの枝が邪魔なので取り除きました。後ろに見えるヒノキの葉と比べて見てください。この小さな植物に出会わせてくれた山の神様に感謝です。
【ホンゴウソウ】
ホンゴウソウ科ホンゴウソウ属。多年生の腐生植物。環境省第四次レッドリストで絶滅危惧種Ⅱ類(VU)に指定されています。
« ヒメミヤマウズラ(富士山) | トップページ | 富士山自然誌研究会合同フィールドワーク »
「腐生植物」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- クロヤツシロラン果実の頃(2020.11.10)
- 土通草(ツチアケビ)三度(2020.10.18)
- ヤツシロラン類根状器官の様子(2020.10.04)
- 散歩道のクロヤツシロラン(2020.10.03)



コメント