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2014年9月26日 (金)

下界に生えるシャクジョウソウ(富士市)

シャクジョウソウは、亜高山帯の針葉樹林など、標高の高い所に生えるものだと思っていました。ところが、昨年標高600mくらいの場所でシャクジョウソウの果実を見つけ、認識を新たにしました。そしてまた・・。

Skdsc04277 Sk018 Sk017

左の写真は、標高2,000mくらいのカラマツ林で見つけたシャクジョウソウの果実です。そして、真ん中と右は標高400mくらいの場所で最近見つけたものです。こんな場所で出会うとは・・。

Sk023 Sk022

マクロレンズでも撮ってみました。

Skdsc06705

果実の写真ばかりですから、8月半ば頃亜高山帯で見つけたシャクジョウソウも載せておきます。

【友情出演】

この場所へ行った目的は、今年初めて見る事が出来たヒナノシャクジョウソウの様子を見る事でした。もう、姿が見られないと思っていたのですが・・。

Skdsc04340

まだ残っていました。隣に見える葉は、同じく今年初めて出会ったヤクシマヒメアリドオシランです。この場所には、かなり広範囲に生えていました。

Hdsc04359 Skdsc04378

この後の変化も観察したいと思っています。右の写真を撮ろうと、ヒノキの枯れ枝を退けたところ、今度はホンゴウソウを発見しました。

比較的身近な所でも、珍しい植物に出会える事を知りました。もっと時間を見つけて探索しなくては!

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コメント

権兵衛さん、今晩は。

今年は事情があって、冬にハクウンランを探索する事になり、そこでベニシュスランを見つけました。
それがきっかけで探索範囲が広がり、ヒナノショクジョウソウとホンゴウソウに行き着いたのです。
偶然が重なり、良い方向へ導かれました。
何れも、自分の行動等にちょっとしたずれがあれば、出会う事は無かったと思います。
写真で見ていたのですが、あんなに小さな植物だとは思ってもいませんでした。

タヌキノショクダイは、県内のおおよその発見場所を聞きましたが、詳細が分かりません。
私にとっては、富士山の亜高山帯へ行くより遠い場所です。
富士市周辺にあれば嬉しいのですが・・。

研究者の熱意は、まだ冷めておりません。
彼と知り合ったおかげで、いろいろな腐生植物に目を向けるようになりました。
そして、権兵衛さんのような凄い方がいる事も知りました。

こんばんは
ヒナシャクやホンゴウちゃん、こんなの、御当地に有るんですか。
びっくりですね、今後コメント入りそうですね。
研究者向きですからね。
昔、タヌキノショクダイもあったとか?

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