山の恵み(富士山)
今日は一日草取りをしました。指の関節が痛い!
前記事に引き続き、初めてのルートで見つけた山の恵みを集めてみました。
この辺りから勾配がきつくなり始めますので、一息ついたところでミヤママタタビを見つけました。白くなった葉が少し残っていました。写真では分かり難いですが、赤みを帯びた葉もありましたので、ミヤママタタビだと思います。
果実が生っていました。触ってみると柔らかくなったものもありましたので、神様に手を合わせ少し頂いて来ました。私が採ってきた山の恵みに警戒心を抱いている家族も、これは美味しいと言って食べてくれました。キウイフルーツの味がします。
食べられるキノコで、私が分かるものはホンの少ししかありません。これはその一つ、ジコボウ(ハナイグチ)です。
左は違います。ジコボウは、安曇野に滞在していた時、下宿先のお婆さんに教わりました。
こちらは、サンゴハリタケ(モドキらしい)。Web図鑑で見ると、サンゴハリタケはもっと枝分かれして見えます。それと、広葉樹に発生と書かれていますが、こちらは針葉樹(モミ?)だったと思います。
トリミングしてみました。
サンゴハリタケの仲間は、マーケットでも時々姿を見かけるヤマブシタケと、広葉樹に生えるサンゴハリタケ、そして針葉樹に生えるサンゴハリタケモドキの三種があるそうです。みんな食用になります。
どちらも食べたのかって?もちろん食べました。美味しかったですよ。一応、家族に遺言を残しましたが、まだ生きています。
勾配のきつい登山道を上ると、カラマツ林に到着しました。少しだけでしたが、コケモモの実が生っていました。赤く熟すのはもう少し先のようです。
今迄、バイケイソウとフジテンニンソウの斑入り葉を見た事があります。そしてこのコケモモも富士山では多く見られる植物ですが、斑入り葉にはなかなかお目にかかれません。こんな些細な事も、山歩きの楽しみの一つです。
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