方広寺・半僧坊のスギ
浜松市引佐町にある、奥山方広寺へ行って来ました。参道や境内には、スギの巨木が目に付きました。
石積みの上にも巨木が・・。そして、右はパワースポットの説明書きがありました。覗いて見ると・・。
大きなスギの切り株でした。これは、「延命半僧杉」と呼ばれ、明治14年(1881年)三河方面から発生した山火事に遭って、幹の中が炭化したまま再生して、130年以上生き続けた大スギの切り株だそうです。
更に進むと、彼方此方にスギの巨木がありました。本堂に参拝した後、別ルートで下ると・・。
このスギは「半僧杉(はんそうすぎ)」と呼ばれ、浜松市指定の天然記念物です。樹齢は約600年と推定され、根廻り7,55m、目通り5,75m、樹高43m、枝張19mと書かれていました。
上記の山火事で、半僧坊と七尊菩薩堂そしてこの半僧杉だけが焼け残りました。以来、この杉は方広寺の御神木として語り継がれているそうです。
« ヘビウリ(浜松市北区引佐町) | トップページ | タケシマラン(富士山) »
「植物観察」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- やまぶどうの徒然日記_2010年(2020.12.03)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- カンアオイ属分布調査(オトメアオイ)(2020.12.01)
- テンナンショウ属の果実(2020.11.30)
「史跡探訪」カテゴリの記事
- 三日市浅間神社と妙法寺(毘沙門天)(2020.02.04)
- 登呂遺跡(2020.01.19)
- 御幸寺山(みきじさん)②(2019.03.13)
- 御幸寺山(みきじさん)①(2019.03.12)
- 初詣とイズセンリョウ(2019.01.01)
コメント