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2014年7月29日 (火)

続)不明の野生ラン(富士山麓)

トンボソウやサギソウ等と名の付く野生ランは、どれも似たものばかりで良く分かりません。トンボソウの名が付くのにツレサギソウ属だったりして・・。

O261 O262 O2655

富士山麓某所で見かけた左の野生ラン・・葉の形と艶がいつも見ているものと違うような気がします(各々蕾と葉にピントを合わせたつもり)。

そして、二回目の探索で、右の株が見つかりました。以前、これと似た野生ランを、オオヤマサギソウではないかと教えて頂いた事があります。

O264

距が長く、花柄が捻じれています。オオヤマサギソウの解説に「距は長さ15~20mmで下垂する」とありました。この解説と合っていると思います。

O2613 O2618

この場所で見かけた株は、丈の高いものが多い・・。

O2623 O2632 O2715

更に探すと、咲いている株もありました。手定規で測ると、60cm以上のものもありました。

O2662 O2647

この手の植物は、手持ちだと撮り難い・・と言いながらいつも手持ちです。

O2635 O2638

同じような写真が続いて恐縮ですが・・。

オオヤマサギソウの解説には「背萼片は卵形、側花弁は半切卵形で開出し、唇弁は広線形で後方に曲がり・・・」難しくて分かりません。

O2718 O2732

「緑白色の花」

O2746

薄暗い林内に日が射しました。でも、やっぱり上手く撮れない・・。

この野生ランは、ツレサギソウ属オオヤマサギソウでしょうか?私の図鑑には載っておりませんが、変種でオオバナオオヤマサギソウというのもあるそうですが・・。こちらは「距の長さが30~40mm、後方に長く伸びる」とWeb図鑑に書かれていました。距は、それほど長くはなかったと思います。

ご存知の方教えてください。尚、確認すべき特徴があれば次回再確認して来ます。

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