続)不明の野生ラン(富士山麓)
トンボソウやサギソウ等と名の付く野生ランは、どれも似たものばかりで良く分かりません。トンボソウの名が付くのにツレサギソウ属だったりして・・。
富士山麓某所で見かけた左の野生ラン・・葉の形と艶がいつも見ているものと違うような気がします(各々蕾と葉にピントを合わせたつもり)。
そして、二回目の探索で、右の株が見つかりました。以前、これと似た野生ランを、オオヤマサギソウではないかと教えて頂いた事があります。
距が長く、花柄が捻じれています。オオヤマサギソウの解説に「距は長さ15~20mmで下垂する」とありました。この解説と合っていると思います。
更に探すと、咲いている株もありました。手定規で測ると、60cm以上のものもありました。
この手の植物は、手持ちだと撮り難い・・と言いながらいつも手持ちです。
同じような写真が続いて恐縮ですが・・。
オオヤマサギソウの解説には「背萼片は卵形、側花弁は半切卵形で開出し、唇弁は広線形で後方に曲がり・・・」難しくて分かりません。
薄暗い林内に日が射しました。でも、やっぱり上手く撮れない・・。
この野生ランは、ツレサギソウ属オオヤマサギソウでしょうか?私の図鑑には載っておりませんが、変種でオオバナオオヤマサギソウというのもあるそうですが・・。こちらは「距の長さが30~40mm、後方に長く伸びる」とWeb図鑑に書かれていました。距は、それほど長くはなかったと思います。
ご存知の方教えてください。尚、確認すべき特徴があれば次回再確認して来ます。
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