鯨ヶ池(静岡市葵区)
日曜は、竜爪山の麓・・平山と、安部藁科川周辺を探索して来ました。大井川水系と安部藁科川水系は、渓流釣りで通った懐かしい渓です。古き友人の住む安部奥の梅ヶ島へも行って来ました。
梅ヶ島からの帰り、釣り場として知られている鯨ヶ池の様子を見て来ました。
葦とマコモ、そして水面に浮かぶのは?
少し場所を移動して・・。
この池では、コイ、マブナ、ヘラブナ、タナゴ、ライギョ、ハヤ、オイカワ、モロコ、クチボソ、ソウギョ、ハクレン、ナマズ、ウナギ、ヨシノボリ、ワカサギ、そしてブルーギルやブラックバスも釣れるそうです。
内水面漁業権一覧表には、対象魚種として、コイ、フナが記載されています。ブルーギルやブラックバスなどの特定外来生物の存在を、漁協さんはどう考えているのでしょうか?貴重な在来種の魚が生息する湖沼に、殆ど全てと言っていいほどこれらの魚種が放流されています。それが釣り客を呼ぶ手段として、彼方此方で受け入れられているような風潮が感じられ、複雑な気持ちです。
そして、水面を覆っているのは、ヒシのようです。虫に食べられて穴だらけ・・。
ズームしてみました。虫食いの痕が凄いでしょ?白い花びらのようなものは、浮草です。
遠くて上手く撮れませんでしたが、いろいろなトンボも見る事が出来ました。これはシオカラトンボかな?
ショウジョウトンボが一番目立ちます。チョウトンボも飛んでいましたが、捉える事が出来ませんでした。
【鯨ヶ池の名前の由来】
「昔、下村に鯨ヶ丘と呼ばれる岡がありました。天平19年(747年)3月3日に、いきなり鯨の潮吹きのように水が吹きだし、池ができた。そしてこれを鯨ヶ池と呼ぶようになった」と書かれていました。
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