ヤマウツボ(富士山)
今日は、午後から雨予報でした。畑の草取りもあるのですが、途中で降られても・・という事で、午前中だけ富士山の針葉樹林へ向かいました。
でも、予想していた時間より少し早く小雨が降り始めましたので、早々に退散する事にしました。その帰り道、あの不気味な植物が顔を出す頃だろうと思い、いつもの落葉広葉樹林内に入ってみました。
まだ数が少なかったのですが、姿を現していました。ブナの根などに寄生する無葉緑植物のヤマウツボです。ゴマノハグサ科ヤマウツボ属。多年草だそうです。だから毎年この場所で見られるのか・・。
こちらは、落ち葉の中から顔を出し始めたばかりの若い株です。
少し成長した株。花が咲き始めた頃と言って良いのかな?
トリミングしてみました。所々に見える触手のようなものは、メシベの柱頭です。左側には、顔を出し始めたオシベが見えます(写真の撮り方が悪くて分かり難いと思いますが・・)。
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