日照が苦手な植物達
丸火自然公園に行くと、必ず歩く道があります。でも、数年前にスギやヒノキが伐採され、楽しみにしていたニリンソウも殆ど姿を見せなくなってしまいました。その場所へ行ってみると・・。
「あれっ、また日当たりが良くなっている!」残っていたヒノキも、全て伐採されていました。
昨年は見えなかったのに、彼方に愛鷹山が見えています。右の辺りには、サイハイランが沢山生えていました。昨年の同じ場所です→サイハイランの蕾
富士山が良く見えるようになったけど・・。
日照が良くなると、元気になる植物もあれば、絶えて行く植物もあります。
エビネは、日当たりが良過ぎて葉が黄色くなっていました。どちらかというと、日蔭を好む野生ランですから・・。
こちらはサイハイランの葉です。エビネと同じく、日照が良過ぎると葉が変色して生育障害が起きると思います。
そして、シュンランも日蔭の方が元気良く育ちます。
実はこの他にも、絶えかけている植物があるのです。数年前に見つけて、スギやヒノキが伐採されてから急激に数を減らしてしまいました。私にとっては、ここでしか見た事の無い貴重な植物です。何処かに移植してあげたいのですが、公有林ですから勝手に移植する事も出来ません。まぁ、絶えるのを待つより良いか・・。
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