三日市浅間神社の大樟
長かった休みも後2日、雑用で過ぎてしまったような気がします。昨日の記事に続き、三日市浅間神社(富士六所浅間神社)の記事です。
10時頃行った時は、それほど混んでいませんでしたが、徐々に参拝者が増え、拝殿前から正門の鳥居の外まで行列が出来ていました。
左は、拝殿の様子・・かなり傷んできています。この境内には、拝殿に向かって右手に御神木の大樟があります。この鳥居の後ろ側・・。
この大樟は、静岡県指定の天然記念物になっています。推定樹齢:1,200余年、案内板によると、樹高:15m、目通り幹囲:13mとなっています。
西側(左)と北側(右)から見た様子。
マメヅタやマツバランなどが、沢山着生しています。
北側には、幹の欠けた痕が見えます。クスノキは巨木になる樹木ですが、この木は大きいだけでなく、独特の樹形から長い歳月を生きて来た事が伺えます。
1,200年前というと、西暦800年頃で、奈良時代後期から平安時代初期になります。この頃、富士山の三大噴火の一つ、延暦噴火が起こったと伝えられています。この大樟は、延暦噴火を見たのだろうか?その後の貞観、宝永の噴火と三大噴火を見て来たのかも知れない。もし、言葉が話せたら、聞きたい事が沢山あるのに・・。
次の記事では、着生している植物を集めてみます。
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