ツチアケビ(富士山南麓)
今日は、午前中2時間ほど富士山麓を探索して来ました。標高1,000mを超える辺りでは、アスファルト路面が霜で白くなっている所もありました。
初めての林内に入り、小鳥のさえずりを聞きながら歩いていると・・。
今年はまだ出会えずにいた、ツチアケビの果実を発見!
この果実は、いつも見るのよりもふっくらしています。数が少ない分、養分が余っていて膨らんだのかも?
後ろの木に寄り添うように生えていました。ツチアケビは腐生ランの一種ですが、他の野生ランと違い果肉の中に種を宿します。
以前撮った写真ですが・・。
種が分かりますか?
ツチアケビは、ナラタケの菌から養分をもらって育つそうです。発芽もナラタケの菌が無いと駄目なのかな?
Webで検索すると、果実種に使われるそうです。薬用植物一覧表にも載っていました。役に立つ植物なんですね。
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