2013年の思い出④(野生ラン)
今年は、コハクランやホテイランの他にも、いろいろな野生ランと出会う事が出来ました。今年(自生地で)初めて出会った野生ランを集めてみました。
一番手はカキランです。園芸店では見た事があったのですが、自生の株を見た事はありませんでした。ところが、思っていたよりずっと近くに生えていたのです。左は、萼片の色が黄色みを帯びています。花の変異もあるようです。
もっと標高の高い所に生えるアオスズラン(エゾスズラン)と 同じく、ラン科カキラン属になります。
ついでに変わったアオスズランを載せてみます。
左の株です。通常は右のように緑色をしていますが、この株は白っぽい・・。
これはウブ斑と言われるものではないでしょうか?
そして、老眼に優しくない小さな野生ランの登場です。
「なんだ、ミヤマウズラじゃないか?」接写しているので大きさが分かり難いですが、左の上に写っているコメツガやマイヅルソウの葉と比べてみてください。下界に生えるミヤマウズラに比べてずっと小さな葉です。
更に接写してみました。これはヒメミヤマウズラです。この場所へは二度ほど行った事がありました。でも、気付いたのは今度が初めてです。まだまだ修行が足りませんね。
蕾を発見!でも、残念ながらまだ咲いていませんでした。この少し下で出会ったアリドオシランは、咲いていたのですが・・。
そして更に小さな花の野生ラン・・ミスズランです。
コハクランの咲く林床に生えていました。この花、小さすぎですね。次に出会った時は、もう少し上手く撮れるよう頑張ってみます。
山の神様は、今年もいろいろな野生ランと出会わせてくれました。感謝!!
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