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2013年12月29日 (日)

2013年の思い出③(八ヶ岳)

希少種の野生ランをWeb検索すると、撮影場所として八ヶ岳の名が沢山登場します。一度は行ってみたいと思っていたのですが、導いてくれる人も無く、何処から入って良いのかも分からずにいました。

富士山でイチヨウランやコハクランを観察する事が出来、次に出会いたい野生ランの一つであるホテイランが、八ヶ岳に自生する事を知りました。

Ydsc02057

これは、春に南牧村のヤマナシノキを見に行った時撮った八ヶ岳です。

Ydsc02063

特別な思いを持って暫らく眺めていました。私は富士山探索を始めてまだ5~6年年のいわば初心者です。自宅から離れた場所にあるこの山を、日帰りで探索するには、それなりの知識(情報)が必要です。

でも、富士山の亜高山帯を上り下りする事には、かなり慣れたつもりです。富士山でコハクランの葉の更新を観察してから、押さえられない気持ちがつのりました。「良し、何処でも良いから足を踏み入れてみよう!」・・9月14日八ヶ岳某所へ向かいました。

そして・・。

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針葉樹林下で、このシワシワの一枚葉を見つけました。図鑑で幾度も目にしていたので、一目でホテイランと分かりました。

Y063 Y058

小さな葉と大きな葉・・その根元には、花芽らしきものが頭を覗かせていました。この野生ランも、イチヨウランと同じく秋に葉の更新があり、花芽を持って冬越しするのではないでしょうか?

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果実(朔果)殻も見る事が出来ました。そしてその近くには、同じく一枚葉の野生ラン、イチヨウランが生えていました。

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ホテイランの果実柄は、花後にかなり伸びるようです。これもイチヨウランに似ています。そして帰り道では、右の野生ランと出会いました。ミヤマモジズリです。

更に・・。

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この丸い葉は、キソチドリかな?右は、網目模様が目立たないので、ジガバチソウではなくクモキリソウかな?

Ydsc02182

初めて訪れた八ヶ岳は、探索意欲を掻き立てるのに十分な出会いを与えてくれました。初めて行って、これだけの野生ランを見る事が出来たのです。花の時期ではありませんが・・。

Yh3 Yh4

花の写真が無いので、画家Photo shopに描いてもらいました。来年は、ホテイランの花を見に行かなくては!

※またココログの不具合が発生しています。早く治らないかな・・。

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