タマゴダケ(富士山)
昨日に引き続き、今日も暑い一日でした。そして、今日の仕事は無事終わりました。歳をとると気を使う仕事が結構苦になります。
私が初めてタマゴダケを見たのは、山梨県河口湖町の農産物を扱うお土産屋さんでした。親父さんに「このおとぎ話に出て来るようなキノコは、本当に食べられるの?」・・その後、暫らく親父さんの説教を聞く事になりました。以来、一年に一・二度しか行かない私の事を、親父さんは覚えてくれました。見慣れないキノコを買うと、必ず別のキノコをおまけしてくれました。
親父さんの売っていたタマゴダケは、富士山北面で採ったものだそうですが、もちろん南面にも生えています。
白い(卵の)殻から赤っぽいキノコが姿を現す様子は、まさにその名の通りですね。
こちらは倒木の下から伸びていました。
林内をうろついていて、二つ並んだタマゴダケ発見!
一番傘の開いた写真は、撮り忘れました。私はこの傘の裾の部分(少し黄色っぽいところ)の筋を見ると安心します。鑑定の根拠にはならない?ハハハ。
幼菌と茎の伸びたタマゴダケ。
この日は、7本のタマゴダケを見つけました。林内探索の目的は、キノコ採りではありませんでしたが、山の神様のプレゼントだと思って頂いて来ました。
家族に見せると「絶対食べない!」との事。その方が、一人占め出来るので良かった!「明日起きて来なかったら、後の事は頼む」と遺言を伝えておきました。
« 霧ヶ峰湿原植物群落のフウロソウ②(アサマフウロ) | トップページ | 花後のコハクラン(富士山) »
「茸と菌糸」カテゴリの記事
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- 最近見たキノコ(2020.11.26)
- 野生ランの生存確認とキノコ(2020.10.20)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物(9月下旬)(2020.09.28)
- 栗の毬に生える菌類(2020.09.27)
キレンgショウマさん、お早うございます。
亜高山帯のタマゴダケは、これからがちょうど良いようです。
今まで行ったことのないエリアに寄り道して見つけました。
見た目は、毒キノコですね。
でも、赤いから迷わずに採ることが出来るのだと思います。
キノコも少しずつ覚えたいのですが、なかなか難しいですね。
投稿: やまぶどう | 2013年9月 2日 (月) 08時04分
うわっ! 美味しそうですね。
新しい記事を書かれていたので大丈夫でしたね!
私も一番最初 「これ美味しいよ、あげるヨ」 と言われたのですが、
余りに毒々しく、丁重に?お断りしました。
今なら大喜びで戴いているのですが・・・・・
そろそろ今年も出会いたいキノコです。
投稿: キレンゲショウマ | 2013年9月 1日 (日) 21時03分
おばさん、今晩は。
富士ニュースには載りませんよ。
無事でしたから・・。
このキノコはとても美味しいんです。
火を通すと赤い傘は黄色っぽくなり、汁もカボチャを入れたホウトウのように、黄色みを帯びて来ます。
河口湖方面の「山物市場」という売店には置いてあると思います。
初めて食べるには勇気が要りますね。
白いツブツブが無かったら、ベニテングダケみたいですから。
投稿: やまぶどう | 2013年9月 1日 (日) 19時37分
白雪姫が出てきそうな風景ですが
食べられるんですか・・・・嫌だ 絶対食べない。
ご家族の気持ちよ~くわかります。
富士ニュース チックしておきます
投稿: おばさん | 2013年8月31日 (土) 23時17分