ヒメハナワラビとミヤマハナワラビ(富士山)
今日も暑い一日でした。親戚のお墓参り等でほぼ一日が過ぎ、残り時間は家の草取りをしました。指が痛い!
似た植物シリーズ・・富士山に生える希少種のシダ植物です。
【ヒメハナワラビ】
このシダは、環境省第四次レッドリストで絶滅危惧種Ⅱ類(VU)に指定されています。でも、撮影した辺りには結構生えていました。
胞子嚢が色づいていました。下山散策では、この場所へ行きませんでしたので少し前の写真になります。
【ミヤマハナワラビ】
こちらは環境省第四次レッドリストで絶滅危惧種ⅠA類(CR)に指定されています。「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」・・と書かれていました。
とっても小さなシダなので、背丈の低い草の中でも目を凝らして探さないと見つかりません。でも、じっくり観察するとある程度の株数が確認出来ます。
マクロレンズで・・。胞子嚢が裂け白い粉のようなものが見えています。
ところで、こちらの株を良く見ると、何ものかが胞子嚢を齧ったように見えます。繁殖に寄与している生き物は何だろう?
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