ママコナとクサタチバナ(山梨県)
地域限定で植物観察していると、地域外で初めて見る植物がいろいろあります。このママコナとクサタチバナも昨年知りました。
【ママコナ】
ゴマノハグサ科ママコナ属。
初めて見た時、夢中で写真を撮りました。ところが、周囲を見回すと彼方此方に沢山咲いていました。
ママコナは、半寄生植物だそうです。りっぱな葉があるのに、どうして半寄生植物なんでしょう?
花冠の下唇に白い斑紋が二つ見えます。これが(ママ:ご飯)名前の由来になったそうです。でも、開花してから時間が経つと、右のように白いご飯粒が変色するようです。
【クサタチバナ】
この実を初めて見た時に、ガガイモ科の植物だとは思ったのですが、名前が分かりませんでした。富士山南麓で見るタチガシワ(の実)にも似ていますが、葉が違います。
良く葉を見ると、どうもクサタチバナのようです。花の時期と実の時期別々に見たので、双方が結びつきませんでした。身近に生えていれば、とっくに気がついていた事でしょう。
既に花の季節は終わっていましたので、昨年撮った花の写真を掲載します。
同属でも地味な色のタチガシワと違い綺麗です(2012年7月1日撮影)。
いろいろな植物との出会いは楽しいものです。
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