二度目のヒメミヤマウズラ(富士山)
今回の下山散策には、GPSを持って行きました。昨年見つけたアリドオシラン等の場所を登録するためです。そして、今回はもう一つの小さな野生ランとの出会いがありました。コハクラン探索でも、偶然出会ったヒメミヤマウズラです。しかも三ヶ所・・。
【第一の場所】
ミヤマフタバランの写真を撮っていると、その横にヒメミヤマウズラが生えていました。目立つ株は二つですが、良く見ると苔の中に幾株か潜んでいました。
例によってピンボケですが、近くに落ちているコメツガなどの葉と比べてみてください。とっても小さな葉です。前回出会った株に比べるとかなり綺麗な斑です。
【第二の場所】
そして、以前見つけたシダの仲間「アスヒカズラ」の群落を探していて、二番目の場所を発見しました。ここにはかなりな数が生えていました。左の写真をクリックして見てください。とっても小さな株が沢山見えるでしょ?
左の写真は、前記事のアオスズランのように先端部が枯れかかっています。こんな株が数本確認出来ました。犯人は虫だろうか?
左の写真の中央を見てください。これも小さなミヤマフタバランの幼苗が生えています。可愛いでしょ?
【第三の場所】
更に、苔生す枯れ木に守られるように生えている株を発見しました。
同じような写真が続き恐縮ですが、このとても小さな野生ランに(同じ日に)三ヶ所で出会えるなんて私にとっては奇跡的な事です。山の神様に感謝です。
« アオスズラン(富士山) | トップページ | ヒメシャジンとミヤマシャジン(富士山) »
「野生蘭」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- 晩秋の着生ラン(2020.11.28)
- クロヤツシロラン果実の頃(2020.11.10)
- 野生ランの生存確認とキノコ(2020.10.20)
- 土通草(ツチアケビ)三度(2020.10.18)
コメント