コフタバラン?(富士山)
私が今までコフタバランを見たのは、標高1,340mほどのところでした。それも数株生えているだけでした。ここは、標高2,300mを超す辺りです。この標高で出会ったフタバランは、ミヤマフタバランだけでした。でも・・。
見難い写真で恐縮ですが、良く見るとミヤマフタバランとは花形が違います(唇弁の脇に耳たぶのようなものが付いていない)。それに青軸です。ミヤマフタバランにも稀に青軸がありますが・・。
この場所では、まとまってではなく散在して(生えて)いました。小さな葉も幾株か見かけました。このまま増えてほしいと願っています。
標高の高いところの植物は、同じ種類でも丈の短いものが多いと思います。このタケシマランもそうですが、次の記事のイチヨウランも短くて花が咲いていました。
【長い雑談】
ところで、最近こういう場所での撮影に行き詰っています。私は、写真撮影に関する基本的な知識は殆どありません。もっぱら「AUTO」モードが専門です。最近のコンデジは、薄暗いところでも「プレミアムAUTOモード」や「手持ち夜景モード」などがあって、今迄写せなかったような場所でも、なんとか写せるものが多くなりました。
現在使っているのはSonyのHX-300です。光学50倍ズームの高倍率ズームカメラです。でも、今まで使っていたHX-100に比べて、接写した時のピントが甘いように思います。モニターでは綺麗に見えても、パソコンに取り込んで見ると、ピンボケが目立ちます。高倍率の手ブレ防止に重きを置いたため、接写時のピントが犠牲になってしまったのではないでしょうか?
同じく光学50倍ズームのCanon SX50HSを使う機会を得ました。こちらは、「プレミアムAUTO」モードが無いため、普通の「AUTO」モードでは少し薄暗いと上手く撮れません。そこで「手持ち夜景モード」で撮る事になります。でも、撮れた写真はあまり満足のいくものではありません。薄暗いところでは、まだHX-300の方が良いかな?
それとモニターが可動式になっていますが、これはSonyの方がずっと使いやすいです。Canonは横に捲って回転するので、カメラと一体感が無く、撮影していて違和感があります。
それから、どちらにも言える事ですが、小さい植物にピントが合わせ難い事です。一眼レフのように細い植物や小さな花でも、一番近いものにピントが合ってくれれば良いのですが、一発で合う事は稀です。自分の手を植物の背面にかざしてそれにピントを合わせ撮っています。
まぁ、メーカーには「薄暗いところの小さな花を撮るのが主目的で作った訳ではない」と言われてしまうかもしれませんが・・。
薄暗い林内で、小さな花を撮るのにお勧めのカメラがあったら教えてください。
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