サイハイラン(丸火自然公園)
以前の記事にも書きましたが、今年はサイハイランの花を沢山見る事が出来ました。
DSC-HX300でストロボ無しで撮ってみました。そしてこの株も根元を見ると・・。
葉が変色していました。
亜高山帯でコハクランを見つけた時、このサイハイランが頭に浮かびました。縦縞のある一枚葉、そして球根(バルブ)がある野生ランだからです。
共通する所は他にもあります。コハクランの開花(実を付けた)株は、葉が枯れていました。そしてこのサイハイランも、花の咲いている株は葉が枯れ始めていました。
ここからは素人の考察です。どちらも葉の寿命は複数年、花が咲くと葉が枯れて休眠に入り、翌年以降に新しい葉が伸びて来るのではないでしょうか?薄暗い林内に生えて、養分の補給に十分とは言えないような一枚葉ですから、毎年花を咲かせるエネルギーが蓄え難いのかもしれません。コハクランは、もっと小さな葉ですから、更に休眠率が高いのかも?ご存知の方教えてください。
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