ヒカゲスミレ(丸火自然公園)
私が、この茶色い葉のスミレと出会ったのは、2011年4月17日(日)の事でした。最初はスミレとも分からず、気になっていました。そしてその翌週、株元の蕾を見つけてスミレだと知りました。
2011年には、もっと沢山の株が確認出来たのですが、人の手によって環境が変わってしまったせいか、数が激減してしまいました。「このままでは絶えてしまうかもしれない。移植した方が良いのかも?」・・昨年見た時そう思いました。今年も同じく・・。
上の写真を撮った後、DAIGO(D5)の待つ場所へ向かいました。すると、目に入って来たのが下の葉です。
「あっ、ヒカゲスミレだ!」良く見ると結構生えています。山の神様が、蟻に種子を運ばせたのかもしれません。良かった!
表面は茶色の色素が見えますが、裏はご覧のように茶色くありません。それにしても毛深い・・。
今年も花の時期は過ぎてしまいましたので、2011年4月29日に撮った花の写真を見てください。
【ヒカゲスミレ】ミヤマスミレ類。側弁と唇弁には紅紫色の細かい筋がある。側弁の基部には普通細かい毛があるが、無毛のものもある。花柄には毛が多い。
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