ベニバナヤマシャクヤクの自生地
土曜日の午前中、ベニバナヤマシャクヤクの芽出しの様子を見に行って来ました。フクロウの森では、ヤマシャクヤク(白花)が伸びて来ました。果たしてベニバナはどうだろう?
【ヤマシャクヤク】
まだ緑の殆ど無い林床に、いち早く伸びていたのは赤い姿のヤマシャクヤクです。これから葉が展開するに連れて、緑色になって来ると思います。
こちらにも・・。そして、更に奥へ進みました。
これは、朔果の殻です。昨年の秋、果実の様子を観察に来たかったのですが、時間が取れませんでした。
茎の根元に目を向けると、赤い芽が見えています。また出会えてとても嬉しい!
ヤマシャクヤクとベニバナヤマシャクヤクの開花時期には、一月以上の差があります(昨年学びました)。この芽出しの差が、開花時期の差となっているようです。この日の目的は、この事の確認とGPSへの位置データーの登録でした。
この赤いマッチ棒のようなものは何だろう?しばらく経ってから見ると・・。
「あっ、ヤマシャクヤクだ!」三つ葉は、今回発芽かな?右は、昨年か一昨年発芽したものだと思います。
サザンカの株元には、もっと生えていました。昨年気がつかなかったから、今年の発芽かな?
これらの苗が、開花するまでには5年以上かかるそうです。何本残るか分かりませんが、花を見るまで身体を気遣い生きなければ・・。
【お断り】山野の株を採取する事は致しません。希少な植物の写真を撮り(観察をして)歩いていると、そういう事は出来ないのです。厳密に言えば、種の採取もいけない事だと思いますが、まぁ大目に見てください。
これはモチノキ科のソヨゴではありませんか(間違っていたら教えてください)?この地の情報をくださった方から教わりました。偶然この地で見かけ、その名を思い出しました。お元気だろうか?一度お会いしたいと思っているのですが・・。
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