フクロウの森の植物
土曜日にフクロウの森を覗いて来ました。標高1,000m以上の林内でも、植物達が冬の眠りから目覚めて、活動を始めていました。
【バイケイソウ】
枯れた茎の根元にも、新芽が出ていました。場所によっては、邪魔なくらい生えているバイケイソウですが、この季節に見る芽はなんか嬉しい・・。
【ユリワサビ】
ユリワサビの葉もかなり伸びて来ました。株元を良く見ると・・。
蕾がありました。開花が待ち遠しいです。
下界に咲くジロボウエンゴサクも、葉が伸びて来ました。このヤマエンゴサクも姿を現し始めています。花色に変異があって面白いです。
小さいけど可愛い花を咲かせてくれます。でも、早朝だと花が開いていません。昨年は早朝探索が多く、完全に開いた花をあまり見る事が出来ませんでした。
左の葉は良く見かけますが、名前が分かりません。ご存知の方教えてください。右は、ネコノメソウの仲間だと思います。
【コガネネコノメ】
初めてこの花を見た時は、感動しました。今まで見た事の無い、四角い花だったからです。
この林内では、花の見頃は4月20日頃~5月連休頃だと思います。それでは、昨年撮った花を見てください。
綺麗で面白い花でしょ?とても小さいですが、魅力的な花です。この林内には結構広範囲に生えています。
フクロウの森は、この他にもヒメニラ、ツルシロカネソウ、ニリンソウ、イチリンソウ、ナベワリ、ヤマシャクヤク、ヤマトグサ、各種スミレ、ミヤマエンレイソウ、ヨウラクラン(最近見つけました)等も見る事が出来ます。
そして、二年ぶりにあの絶滅危惧種の野生ランの花が見られるかも?
« 最後のシイタケ | トップページ | 家の周りの黄色い花 »
「植物観察」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- やまぶどうの徒然日記_2010年(2020.12.03)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- カンアオイ属分布調査(オトメアオイ)(2020.12.01)
- テンナンショウ属の果実(2020.11.30)
コメント