信長公の首塚(芝川西山本門寺)
本堂に向かって左手、西の方向に進むと・・。
すぐに首塚入口の石塔があります。右の写真の立札には、信長公没後四二一回忌の記念植樹「織田宗家十二世 織田信成」と書かれていました。フィギアスケートの織田信成くんでしょうか?
柊の説明書き。立ててある場所がイヌマキの隣だったので、変だなと思いました。そしたらこのずっと後ろ側・・池の上の方に柊の古木がありました。
上の説明書きのところから池の裏側に出ると、異様な姿の柊がありました。ここが信長公の首塚だそうです。
「信長公首塚」の石碑を見て、てっきり右側の写真の建物に祀られているのかと思ってしまいました。一寸分かりにくい・・。
これが首塚に植えられている県指定の天然記念物「大柊」です。柊の葉は、若木の内は縁に鋭い刺がありますが、年代を重ねるとその刺が無くなり丸みを帯びて来ます。
真偽のほどはともかく、我が静岡県に信長公の首塚があったなんて、少し前までは知りませんでした。
次は、この境内で圧倒的な存在感を持つ、イチョウの木の観察です。
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おばさん、お早うございます。
この芝川は、もっと時間をかけて探索したい場所です。
あちこち探索して歩くと、地元でも知らなかった事が沢山あります。
もっと自分の住む地域に、目を向けなければいけませんね。
芝川の峠から見る富士山も雄大でした。
投稿: やまぶどう | 2013年1月12日 (土) 08時55分
オコジョさん、お早うございます。
我が静岡県にも、武田信玄に関する伝説の地が多くあります。
また、軍師山本勘助の生家や供養塔も近くにあります。
そして、私の住む地域は、武田の落人が移り住んだとされています。
各地の史跡を探索すると徳川家康の人心把握の上手さが伺えます。
恵林寺や昇仙峡の金櫻神社など、甲斐武田の関連した場所を保護しています。
民衆は敵国の将といえども、敵対心が薄らぐのではないでしょうか?
同じような場所と伝説が、遠州春野にも・・。
史跡に伝わる伝説の真偽はともかく、往時に思いを馳せるのは楽しいですね。
オコジョさんの史跡探訪、楽しみに拝見しております。
投稿: やまぶどう | 2013年1月12日 (土) 08時48分
遅くなりましたが今年もよろしくお願いいたします。
知っているようで知らない身近な場所を、ブログを通して
知ることは新鮮な気がします。
本門寺…良く出かけていましたよ。
近くのプールやその奥の鳥並にある窯元を
訪ねて。地元の人は「とんなみ」言いますが
正しいのかな
投稿: おばさん | 2013年1月11日 (金) 18時43分
西山本門寺は立派な寺ですね。
信長の首塚が駿河にというのは面白いですね。
駿河といえば徳川家康との関係が深いですよね。
最も有名な武将の墓というのはあちこちにあって、武田信玄の墓はこちらの佐久にもあります。諏訪湖には武田信玄の水中墓があるととい伝説も・・・
本能寺から首を持ち出せるのなら、本人が脱出できそうなきもするのですが、それだけ、信長は存在の大きかったという証なのでしょうね。
投稿: オコジョ | 2013年1月11日 (金) 11時10分