楠の着生植物(三日市浅間神社)
三日市浅間神社の、境内にある楠に着生している植物を、観察してみました。
【マツバラン】
マツバラン科マツバラン属。
ランと名がついてもシダ植物ですが・・。御神木に沢山着生していました。
「茎だけで根も葉もない」・・葉がないという事は、光合成をしないのだろうか?
地下茎には菌が共生していて、その菌から養分をもらって成長しているそうです。腐生植物のようですね。変わった奴です。
【カヤラン】
ラン科カヤラン属。こちらはシダ植物ではなく、その名の通りラン科植物です。
別の木には、カヤランが着生していました。光学30倍ズームでなければ、気がつかなかったかもしれません。
良く見ると、蕾のようなものが確認できます。また4月頃見に行かなくては・・。
【ノキシノブとマメヅタ】
◇ノキシノブ:ウラボシ科ノキシノブ属。
ノキシノブは、シダの仲間です。彼方此方に、沢山着生していました。
日光に透かして・・斑点のように並ぶ胞子が透けて綺麗ですね。
◇ウマメヅタ:ウラボシ科マメヅタ属。
正にびっしりですね。
街中の神社でも、植物観察は出来ます。厄除け祈願の待ち時間があって良かった。これも、お詣りしたご利益だろうか?
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オコジョさん、明けましておめでとうございます。
早速ご訪問いただき有難うございます。
シダやコケは、図鑑を見ても似たものばかりで良く分かりません。
。
特にコケは、顕微鏡で細胞を確認しないと判別できないそうです。
○○の仲間か「?」マークでごまかすようにしています
東信濃の自然や史跡探訪、これからも楽しみにしております。
どうぞ、宜しくお願いいたします。
投稿: やまぶどう | 2013年1月 7日 (月) 07時56分
初めまして
新年おめでとうございます。
わたしの拙いブログにご訪問いただきありがとうございました。
素敵な写真と、興味深い内容のブログですね。
羊歯や苔など地味ですが、この時期は素敵な緑ですね。
わたしもアップしたいのですが、名前を調べるのが大変で・・・(笑)
富士山山麓の自然と史跡、楽しみにまた訪問させていただきます。
今後とも、よろしくお願いいたします。
投稿: オコジョ | 2013年1月 6日 (日) 12時47分