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昨年は、春から山歩きばかりでしたので、久々の海です。「山と海のどちらが好き?」と聞かれる事があります。「どちらも好き!」と答えています。
文人木模様の黒松が目に付きました。
西を見ると、安部川河口に設置された風車が見えます。この日は休止中かな?
近づくと、かなり大きな風車です。名前は「風電君」。風車の定格は、1,500KW/時で、年間約250万KWの発電量が推定されているそうです。
地表からプロペラ(ブレード)の中心まで65mもあるそうです。建設が大変だった事でしょう。
東側には、久能山が見えています。久能山東照宮の社殿は、平成22年12月に国宝に指定されました。拝観料が必要になってからは、まだ行った事がありません。
ズームして見ると、数人の釣り人がいました。この浜で投網を打つと、キスやヒラメが入ります。網に入った獲物を見せると、釣り人の投げる仕掛けが浅瀬(近場)に変わります。
夏になったら、また網打ちに行きたいものです。山にも行きたいし、もっと時間が欲しい!
日曜は、静岡市にある義母の家に行って来ました。
家族が用事をしている間(午前中)、街中の探索をしました。「よし、海まで歩いてみよう!」山歩きするようになってから、歩く事があまり苦になりません。
私が、静岡市に住んでいた頃からすると、道幅も広がりずっと都会になりました。そして、配電線の地中化も進み、歩道と自転車道(右の写真)が充実して来ました。
海岸沿いを走る久能街道に出ました。左が静岡駅方向、右が久能山東照宮方面です。真ん中に見える富士山が分かりますか?
途中、写真を撮りながらでしたが、約30分で大浜の海岸に出ました。山歩きより平地の方が疲れます。
ここは、亡き義父に磯打ちの投網を教わった場所です。
土曜日の浮島ヶ原自然公園は、訪問者が2組くらいでした。帽子が飛ばされそうな強風の中一回りして来ました。
木道を歩いて行くと、飛び立つ鳥の群れがありました。ムクドリのようです。
ムクドリの団体さんに狙われたら、我が家の赤い実などはひとたまりもありません。以前撮ったムクドリはこちら→ムクドリの群れ
こちらは、公園前の池の畔にいたダイサギです。
ダイサギの向かい側にいたアオサギ。ダイサギに比べると、警戒心が少ないようです。
先週の土曜日、浮島地区の田園地帯で見つけた野鳥観察です。いろいろな野鳥と出会いましたが、風が強く写真が撮れませんでした。
晴天でしたが、ここに立っているだけでカメラを持つ指が痛くなって来ました(静岡方面に向かって・・)。
これ何という鳥でしょう?図鑑で見ると、カワラヒワに似ている・・。ご存知の方教えてください。→カワラヒワだそうです。やまぼうしさん、ありがとうございます。
上の写真と同じような場所ですが・・。
上手く撮れない・・。この鳥(カワラヒワ?)の写真は、全て車内から撮りました(降りると飛び立ってしまうので仕方なく)。フロントガラスの曲線とスモークが障害だったようです。次に出会ったら、もっと綺麗に撮れるよう頑張ってみます。
この鳥は、すぐそばまで来る事もあります。身近に感じる野鳥の一種ですね。
この辺りでは、他にツグミ、ムクドリ、ダイサギ、キジバト、ホオジロ、アオジ等も見かけました。
次は、浮島ヶ原自然公園で出会った野鳥です。
今朝も半端じゃない寒さでした。起床時の室温が1℃でした。屋外で生活している萌の水も、固く凍っていました。でも、ちゃんと散歩に行きましたよ。五月蠅いので・・。
裏庭のロウバイやサザンカに、メジロがやって来ます。さえずりが聞こえたので、写真に撮ろうと思ったら別の鳥がいました。
一見、桜文鳥を思わせるような鳥です。枝が邪魔してピントが合わない・・。
「あっ、ウソだ!」・・カワヅザクラの蕾を食べているようです。
場所を変えて待っていると、下の枝に移って来ました。
胸のところの影が邪魔ですね。
丸く可愛い目をしています。
トリミングしてみました。可愛いでしょ?
私が初めてウソを見たのは、このブログにも時々登場してくる丸火自然公園でした。当時は野鳥ではなく、洋鳥の逃げだしたものだと思っていました。
【ウソ】
スズメ目アトリ科。留鳥または冬鳥。亜種にアカウソ。繁殖期は亜高山帯の針葉樹林に生息していて、秋から冬にかけて下界に降り、特にソメイヨシノの蕾を好んで食べ、他の桜類はあまり食べない・・と書かれています。今年は亜高山帯で出会えると嬉しいです。
カワヅザクラは、寒緋桜と大島桜の自然交配種で、ソメイヨシノは、江戸彼岸桜と大島桜の交配種だそうです。共通する大島桜が一番のお好みかも?いずれにしても、ソメイヨシノの蕾はまだ固いので我が家のカワヅザクラが狙われたようです。
久々に訪れた浮島ヶ原自然公園です。北側(根方街道)からの道が、工事中で通行止めになっていました。
風が強くて寒いせいか、誰もいませんでした。川のカモ君達も・・。富士山は機嫌が悪く、裾だけ見えていました。
木道を歩いて奥に入ると・・。
「あっ、ノウルシの芽だ!」
赤い芽が沢山出ていました。
マクロレンズで接写してみました。綺麗でしょ?
そして、更に進むと・・。
何と、葉が展開していました!
木道の下に生えたノウルシです。暖かい日差しと、木道が風よけになって早く育ったようです。
あまり早く伸びると、3月の冷え込みで傷んでしまうかも?
予想外の時期にノウルシが見られて、なんか嬉しい・・。
浮島ヶ原自然公園で、一番に春を告げてくれるノウルシ・・黄色く変色した葉が瞼に浮かびます。
【ノウルシ】
トウダイグサ科トウダイグサ属。環境省第4次レッドリスト(平成24年版)では、準絶滅危惧種(NT)に指定されています。
今朝は室内温度が2℃でした。萌の散歩、中止にしたかった・・。
山は寒いので、野鳥観察でもしようと下界へ降りました。まずは、沼津市の狩野川西部浄化センターへ向かいました。
車から降りると凄い風でした。下界も寒い!雲を被った愛鷹山の姿が、寒さを倍増させるようでした。白い建物・・二年前、東海大学付近の山中を探索した事を思い出しました。
池には、オオバンが一羽浮かんでいただけで、水面は波立っていました。風と寒さに直ぐ挫折して、別の場所へ向かいました。
ここは、ノウルシの生える葦原があります。水路の先には、愛鷹山が見えています。
部分的に野焼きされていました。でも、まだノウルシの姿は見えません。そう言えば昨年は、2月下旬に新芽を確認しました。
ところが、後で行った浮島ヶ原自然公園では、葉の展開しているノウルシを見る事が出来ました。後の記事で・・。
愛鷹山の左にある富士山も、雲に隠れていました。右は、東海大学の校舎です。地域の大学に、もっと目を向けてほしいと思うのですが・・。
皆さん、「年末ジャンボ宝くじ」どうでしたか?
「なんだ今頃?」・・抽選当日から今迄、夢を引き延ばしていました。私?当たりましたよ300円!
ところでこの番号を見てください。1等の当選番号「195280」に似ているでしょ?上から二番目の数字が「9」だったら100,000円でした。でも、300円の当たりです。100,000円はともかく、後ろの数字から見たので、ホンの数秒だけドキドキ感を味わいました。
例年は、末尾を見るだけで瞬時に外れが分かってしまいました。まぁ、例年より良い夢が見れたと思う事にします。
と言う訳で、今年もCANON一眼レフの超望遠レンズが買えませんでした。どなたか不要の人がいたら、無料で譲ってください!
それは無理か・・。また宝くじを買おう!
少し前までは、17時頃になると暗かったのに、日が伸びてまだ明るいですね。なんか嬉しい・・。
鎮守の森にもシカがやって来るようで、シュロの葉が食べられていました。林床には、コクランがポツポツ生えています。シカに食べられないと良いけど・・。
【イズセンリョウ】
ヤブコウジ科イズセンリョウ属。この植物は、私の探索範囲ではあまり見かける事がありません。
実は、まだこの花を見た事がありません。どんな花が咲くのだろう?
開花は4~5月だそうです。図鑑には、蕾をつけてから果実が熟すまでに、一年以上がかかると書かれていました。今年は花と果実を見よう!
ところで、こんな季節にカゲロウ(葉に集っている)?
【シシラン】
シシラン科シシラン属。ラン科ではなくシダの仲間です。
カワセミの餌取りをじっと見ていると、かなり大食漢だと思います。続けて5~6匹の魚を食べました。「メタボになるぞ!」
魚を飲み込んだところです。ここで一休みするのかと思ったら・・。
獲物を狙うために、また桜の枝に移りました。右は飛び立つカワセミの影です。
カワセミは、背を向けた姿が一番綺麗です。
良く観察していると、毛色の緑色系(左)のカワセミと青色系(右)のカワセミがいます。そして・・。
両方が並びました。
左がメスで右がオスかな?嘴の下側が橙色(左)なのがメスと書かれていました。
瞬く間に時間が過ぎて、昼近くなりました。昼食に遅刻すると、料理番に文句を言われるので、急いで帰る事にしました。
ピンボケばかりなので、画像をシャープに加工してあります。今度はスタンドを持って行こう!
日曜の午前中、車にガソリンを入れに行ったついでに、小潤井川へ寄って来ました。今年二度目ですが、またカワセミに会う事が出来ました。そういえば、最初の野鳥観察は記事にしていないかも?
独特の鳴き声が聞こえたと思ったら、対岸の桜の枝にとまりました。
左は餌をくわえて戻った瞬間です。そしてまた獲物を狙っています。
顔を見せてくれない。
高倍率ズームカメラの手持ち撮影ですので、ピンボケばかりです。トリミングすると粒子が粗くなって見難いし・・宝くじが当たったら買う予定の、一眼レフ用超望遠レンズとは違います。まぁ、それと分かる写真が撮れたので良しとしましょう。
沢山撮りましたので、②へ続きます。写真は、クリックすると800×600で見る事が出来ます。
野鳥観察に行こうと思っているのですが、なかなか時間がとれません。少しずつ撮りためた写真を載せてみます。
車のガソリンを入れに行った時、街中の川沿いで見かけたアオジです。
ズームを効かせて・・。
アオジ:スズメ目ホオジロ科。
そして、昨日仕事先で出会ったこの鳥は?
名前が分かりません。ご存知の方教えてください。図鑑で見ると、カワガラスの幼鳥やイソヒヨドリのメスに似ている・・。くわえているのは、ヘクソカズラの果実かな?
沼津市某所の調整池では、カルガモと胸の白っぽいカモがいました。
ハシビロガモの団体です。中に入れないため、これが精一杯です。
頭上を飛ぶカワウ。沢山やって来るので、調整池の魚が少なくなったそうです。
今日は、休日出勤でした。今冬、一番の冷え込みだったと思います。萌の早朝散歩で、踏みしめる霜柱の音がいつもと違いました。
この記事で、先週土曜に行った丸火自然公園の観察は終わりです(ネタ切れです)。明日は何処かに探索に行けると良いのですが・・。
濃い褐色の色彩に気が付き近づくと・・。
カワラタケの仲間かな?何処かのWebページでは、販売されていました。何に使うんだろう?
寒さで変色しかけたツルリンドウの実と、春を待つ株。
落ち葉に隠れたカサゴケとホウオウゴケの仲間。この辺りでは、カサゴケを多く見かけました。
地衣類の写真を撮ったら、キッコウハグマを発見。隣にはトウゲシバが胞子を付けていました。
緑色の塊に誘われて近づくと、ミヤマシキミでした。
蕾が付いていました。
落ち葉の陰には、こんな植物も隠れています。カンアオイの仲間、オトメアオイかな?
いつも通りの変わった花を付けていました。
今朝は、雪で白くなった道を散歩しました。萌の喜びようったらありません。お陰で、いつも以上に疲れました。
樹木観察を少し・・。
この雑木林では、テングス(天狗巣)病のツツジ類が目に付きます。葉の無いこの季節は、こんな鳥の巣のような塊が彼方此方にぶら下がって見えます。
この特徴ある樹皮は、リョウブです。以前、ブログを見てくださった方から、教えて頂きました。
口を開けたような木と、岩を抱く木。逞しいですね。
頭上を見上げると果実が残っていました。
そして、白っぽい樹皮の樹木を発見。何だろう?
一本が幹別れしたのか、何本かがくっついたのか?立派な株元です。
繊細な枝先の樹木です。右は、この木の赤ちゃんです。そう、この木はカエデ属でした。
別の木には、沢山の果実(種)が生っていました。
ついでに、昨日行った伊豆市で見かけたカエデ属を見てください。
エンコウカエデと呼ぶそうです。上のカエデ属とは、全然違う樹皮ですね。
説明書きには・・「葉の裂片が細長く、テナガザルの手を思わせるのでついた名前。イタヤカエデの品種と言う説、その幼形と言う説があります。別名アサヒカエデ。」と書かれていました。
カエデ属、種類が多くてなかなか覚えられません。
丸火自然公園「植物の枯れ姿いろいろ」はこれでお終いにします。
この季節、あまり見当たらない大きな葉が目に入りました。何だろう?
これはイタドリの果実です。上の葉は、イタドリの幼木に残った葉でした。
この特徴ある果実は、ガガイモ科カモメヅル属のイケマかな?
ナガイモ(ジネンジョ)の果実とトコロの果実は良く似ています。これはどちらだろう?
蔓に残る葉の痕が対生になっていない・・ナガイモは対生なので、これはトコロだと思います。ユリに似た種が入っていました(右)。
これはシソ科の果実莢だと思います。何だろう?
こちらもシソ科のようです。でも、上の写真と少し違う・・。
町内のどんどん焼きは、毎年1月14日の晩に行われます。でも、昨日は雨のため15日に順延になりました。
町内にある浅間神社のお灯明で着火します。昼間撮った準備の様子はこちらで→(2010年どんどん焼きの準備)
瞬く間に燃え上がりました。暖かい・・動かないでいると熱い!
左は、コンデジの「花火モード」で撮ってみました。ぶれてピンボケ・・。
書き初めが、天高く燃え上がりました。上手な字が、もっと上手になる事でしょう。
最近では、団子をアルミホイールで包んで焼きます。私が幼い頃はそのままだったので、ススだらけになってしまいました。親に文句を言うと、虫歯の予防になるとか言って無理やり食べさせられました。
どんどん焼きも、年々参加者が少なくなって来ました。日曜の朝ならもっと参加者が多いかな?こういう行事は、何時までも残って欲しいものです。
準備してくださった担当組の皆様、お疲れ様でした。
冬景色の落葉広葉樹林でも、落ち葉に隠れた植物やドライフラワーになった植物観察が楽しいです。
団体さんで見る事が出来た綿毛。花が枝の先端部に付いているから、コウヤボウキかな?そっくりなナガバノコウヤボウキは、こちらだと思います。→2011年12月の枯れ姿
左は萼片だけになったもので、右はまだ綿毛付きの種子が残っているものです。
これはヤマユリの果実です。中味が無い・・。莢の間が網のようになっているのにどうして飛散したのでしょう?
こちらには、種子が少し残っていました。
種子のアップ。普通横になっていると思ったのですが、縦に入っている・・?!横からではなく、上から出て遠くへ飛ぶように網がかかっているのかな(そのくらい強い風が吹いた時だけ飛び出すように・・)?
ヤマユリの葉と種子。種子は平たい板のようで、とても軽いです。
昨日は、東海地方各地でも積雪があったようです。心配していた我が家の周りは、比較的暖かで一日中雨でした。通勤途中に見る愛鷹山、そしてその先の箱根山も白くなっていました。
本ブログの左上に、リンクを貼ってあります「公害レーダー」が、約一年ぶりに更新(再開)されました。地域の公害問題や不法投棄されたゴミ問題などについて、一緒に考えて行きましょう。
興味ある方は、こちらのページもご覧下さい。
予報が当たって、今日はすごい荒れた天気です。「どんどん焼き」は順延かな?
久々の丸火自然公園の探索は、いつもと場所を変えてみました。今まで行った事のない場所・・西北側の溶岩洞窟を目差しました。
「あっ、洞窟じゃなくて洞穴だ」・・何が違うんだろう?Web検索してみると、基本的には同じと書かれていました。洞窟の方は、住戸や倉庫などに人間が利用しているものを指す場合があるそうです。
雑木林の遊歩道を10分くらい歩くと、上の洞穴が見えて来ました。
早速、中に入ってみました。所々に氷柱が下がっていました。そして、左の写真の中央下の黄色い部分に注目(分かりにくいけど・・)。
「陽の射さないこんなところに、不自然だな?」と思って近づくと、どうも野鳥の巣のようです。
洞穴は、屈んで通り抜ける事が出来ます。左が中ほどの場所で、上部が開けています。右は出口から振り返って見た様子です。なんとなく須山お胎内に似ています。
洞穴の天井にはこんな溶岩部がありました。
鍾乳洞の石筍のような氷。
丸火自然公園、私にとってはまだまだ未知の部分があって面白い。
(1月12日撮影)
遊歩道沿いにあったイチヤクソウが、保全事業のために刈り取られてがっかりしていたところ、昨年別の場所で見つけました。でも、花の季節には他の場所へ探索に出かけて、見る事が出来ませんでした。
様子見に行くと・・。
落ち葉に隠れて沢山の株が生えていました。そして花茎の枯れ姿もかなり確認出来ました。
左は花がそのままドライフラワーになったように見えます。右は果実が付いていました。
一株にいっぱい芽か蕾の付いている株発見!
これ蕾みたいに見えるでしょ?
一般的にはしゃもじのような葉ですが、中にはこんな細長い葉もありました。右は葉裏の様子を観察しました。
果実を観察してみます。
カボチャのような格好の莢です。
トリミングしてみました。花柱が残っています。イチヤクソウの果実の特徴ですね。亜高山帯に生えるいろいろなイチヤクソウの果実を見てください。→(イチヤクソウの果実)
(1月12日撮影)
冬の間は、雪や路面凍結等で標高の高い所へは行けません(運転するのが怖いので・・)。
と言う訳で、近場の丸火自然公園に行ってみました。冬景色の落葉広葉樹林ですが、落ち葉の中に春を待つ植物たちを見つける事が出来ました。
【シュンラン】
この林内では、比較的多く見る事が出来ます。
既に蕾が出来ていました。開花が待ち遠しいです。
【サイハイラン】
特徴ある一枚葉のサイハイラン。別の場所では幾株か確認しましたが、この辺りでは初確認です。
果実の莢が残っていました。風が吹いたので、ピンボケ・・。
【ミヤマウズラ】
落ち葉の中に隠れていました。まだ若い株なのか、果実の姿(茎)は見当たりませんでした。
葉の斑も場所によっていろいろです。地域変異を比較するのも面白いですね。
【トンボソウの仲間?】
帰り道で見かけたこの果実・・てっきりムヨウランの果実かと思いました。でも、良く見ると・・。
下の方に葉が二枚付いていました。この写真では分かりにくいですが、軸(茎)が角張っています。
昨年末に見つけたオオバノトンボソウ(?)にも似ています。ただ、果実の付き方や株の大きさ、茎の太さなどが少し違っているような気がします。花の時期に確認に行かなくては・・。
(1月12日撮影)
植物観察の続きです。芝川西山本門寺の記事は、これでオシマイにします。もう少しお付き合いください。
参道沿いにヤブコウジの実を発見。薄暗い場所で、赤い実が目立っていました。
これは、フユノハナワラビの胞子穂です。この辺りには、結構生えていました。
良く観察すると、葉に変異の多いシダです。
細葉に幅広の葉・・見る株みんな違うような気がします。
信長の首塚の近くにあったイヌマキの大木。枝が枝垂れています。
この木に比べると、我が家にあるイヌマキはまだまだ赤ちゃんです。
富士郡から富士宮市に統合されて、書き換えられた説明書き(枠はそのまま)。指定樹齢→推定樹齢では?350年なんて長生きですね。
本堂から出て更に上ると墓苑があり、その手前に左の灯篭と杭が立っていました。「本尊堂跡」と書かれていました。この西側には「開山堂跡」、東側には「御影堂跡」の表示がありました。
右の写真は地図で見ると「森山」かな?今度登ってみたい・・。
県道75号線から25号線へ抜ける途中で見た富士山。離れて見る富士山は雄大です。
【余談】
最近、Baidu_IME(日本語変換)を使っていますが、便利なところと、とても不便なところがあります。開発者は、他社のIMEを使ってみた方が良いと思います。欠点が直ぐに分かるので・・。
本堂の前に、とても大きなイチョウが植えられていました。紅葉の季節に見たかった・・。
方向を変えて撮ってみました。二本並んで仲良しですね。ところで、イチョウを漢字で書くと「銀杏」で、ギンナンも漢字で書くと「銀杏」になります。紛らわしいですね
西側(左)と東側(右)から・・。太い幹のイチョウです。まるで誰かの足のようです。
この二本でどのくらいの落ち葉になるだろう?掃除が大変ですね。彼方此方に箒が立て掛けられていました。
名前は「イチョウA」「イチョウB」だそうです。太郎と花子なんかどうでしょう?両方共、樹齢約300年と書かれていました。
ズームして見ると、イチョウBにギンナンが生っていました。イチョウAがオスで、イチョウBがメスのようです。夫婦イチョウなんて名前はどうでしょう?
地面に落ちていたギンナン(果実)と葉。イチョウは、実生発芽率の良い植物だと思います。以前、果実を埋めて置いたら殆ど発芽しました。鉢に植え替えて寄せ植えにしてあります。
A,Bとは別の木ですが、蘖(←ひこばえ:難しい漢字ですね)がすごい!イチョウの樹の強さを物語っています。
本堂に向かって左手、西の方向に進むと・・。
すぐに首塚入口の石塔があります。右の写真の立札には、信長公没後四二一回忌の記念植樹「織田宗家十二世 織田信成」と書かれていました。フィギアスケートの織田信成くんでしょうか?
柊の説明書き。立ててある場所がイヌマキの隣だったので、変だなと思いました。そしたらこのずっと後ろ側・・池の上の方に柊の古木がありました。
上の説明書きのところから池の裏側に出ると、異様な姿の柊がありました。ここが信長公の首塚だそうです。
「信長公首塚」の石碑を見て、てっきり右側の写真の建物に祀られているのかと思ってしまいました。一寸分かりにくい・・。
これが首塚に植えられている県指定の天然記念物「大柊」です。柊の葉は、若木の内は縁に鋭い刺がありますが、年代を重ねるとその刺が無くなり丸みを帯びて来ます。
真偽のほどはともかく、我が静岡県に信長公の首塚があったなんて、少し前までは知りませんでした。
次は、この境内で圧倒的な存在感を持つ、イチョウの木の観察です。
少し前から、画像の貼り付け方を変えてみました。それがなかなか難しく、編集の画面とアップした時の画面が違って見えます。困ったものだ・・。写真は、小さいものも左クリックすると、800X600のサイズで見る事が出来ます。見終わった時は、写真の枠外で左クリックするか、右上の×印をクリックすると元に戻ります。
階段を上って先を見ても、まだ建物が見えません。そして参道沿いには、スギやヒノキの大木が目立ってきました。
「南無八幡宮」の幟旗が目に入りましたが、まずは本堂を目指す事にしました。
参道脇に見えてきた門。「大註坊(だいせんぼう)」と書かれていました。門松と鐙瓦のお飾りがありました。
大註坊の入口にあった説明書きです。
こちらは「妙圓坊(みょうえんぼう)」です。
他にも坊が一つありました。昔はもっと沢山あったようです。当初思っていたより、ずっと時間がかかってしまったので、大註坊と妙圓坊は立ち寄らず本堂を目指しました。
連休最後の日曜日は、富士川本流で野鳥観察でもしようと思い、富士宮市芝川(旧富士郡芝川町)へ向かいました。ところが、走り慣れない道から入ったため表記の西山本門寺の前に出てしまいました。
「うん?聞いたことのある寺だぞ!」・・ここは織田信長の首塚がある事で有名な寺だったのです。初めて来たので探索に・・あっ、お参りする事にしました。
「下馬札」ってなんだろう?寺院としては珍しいそうで、ここから奥への乗馬のままでの通行を禁止した札だそうです。右の黒門をくぐり奥へ進みました。
参道は土が泥濘になっていて歩きにくいため、右の農道を歩きました。砕石でも敷いてくれればいいと思うのですが・・。
桜並木の参道を進むと、階段が見えて来ました。かなり幅広の階段です。
息を切らして階段を上ると、立派な石灯籠が目に入りました。
左は何と読むのでしょう?右には「石坂大施主 江戸神田涌田傳七」と書かれています。
黒門から結構歩きましたが、この辺りからはまだ建物の姿が見えません。「諦めて富士川へ向かおうかな・・。でも、ここまで来て戻っても後悔が残るし、仕方ない最後まで行ってみよう!」という事で更に先へ進みました。
彼方此方で見つけたヨウラクランを集めてみました。
【フクロウの森】
フクロウの森は、富士山南麓の標高1.000m以上のところになります。穴のあいた樹木の写真を撮ろうと樹上を見上げると・・。
この時は気づきませんでしたが、拡大してみるとヨウラクランのようです。この林内では初確認です。次回行った時に、もう少しはっきり撮れるよう頑張ってみます。
【町内の桜の木】
善光寺さんの桜の木に着生するヨウラクラン。気付く人もなくまだ無事でした。
この木には、ヨウラクランとカヤランが着生しています。
もう少し近くなら良いのですが、上手く撮れない・・。右の写真の左側に、カヤランが見えます。
おまけで、桜の木のヨウラクランと、氏神様の森で新たに見つけたムギラン。上を向いて歩けばいろいろ見つかるものです。でも、足元に注意ですね。
三日市浅間神社の、境内にある楠に着生している植物を、観察してみました。
【マツバラン】
マツバラン科マツバラン属。
ランと名がついてもシダ植物ですが・・。御神木に沢山着生していました。
「茎だけで根も葉もない」・・葉がないという事は、光合成をしないのだろうか?
地下茎には菌が共生していて、その菌から養分をもらって成長しているそうです。腐生植物のようですね。変わった奴です。
【カヤラン】
ラン科カヤラン属。こちらはシダ植物ではなく、その名の通りラン科植物です。
別の木には、カヤランが着生していました。光学30倍ズームでなければ、気がつかなかったかもしれません。
良く見ると、蕾のようなものが確認できます。また4月頃見に行かなくては・・。
【ノキシノブとマメヅタ】
◇ノキシノブ:ウラボシ科ノキシノブ属。
ノキシノブは、シダの仲間です。彼方此方に、沢山着生していました。
日光に透かして・・斑点のように並ぶ胞子が透けて綺麗ですね。
◇ウマメヅタ:ウラボシ科マメヅタ属。
正にびっしりですね。
街中の神社でも、植物観察は出来ます。厄除け祈願の待ち時間があって良かった。これも、お詣りしたご利益だろうか?
大クス観察の続きです。
この記事から、写真の貼り付け方を「記事ページ内で拡大画像を表示」に変えました。マウスを画像の上でクリックすると、拡大画像(基本的に800X600ピクセル)が表示され、画像外をクリックすると元に戻ります。
ぷっくりお腹の辺りには、気根が生えていました。
【富知六所浅間神社の大クス】
樹高:15m、目通り:13m、枝張り:東西17m、南北:16m
天然記念物指定:昭和30年4月19日
幹は二つに分かれ、生き残った幹の直径は6m余を測る。樹は枯木のため中央に大きな空洞を持っているが、樹勢は旺盛である。(富士市教育委員会の説明書きより)
※目通りとは、地上高1.2mで測った幹の周長だそうです。
次は、着生植物の観察です。
休みはあっという間に過ぎて行きます。今日は、午前中フクロウの森へ行って来ました。
葉の落ちた樹木に寄生しているヤドリギを撮ってみました。高いところに生えているので上手く撮れませんが・・。
幹にはツルマサキが絡みついていました。そして、細枝の各所にヤドリギが見えました。いろいろ集られて可愛そう・・。樹種は、ケヤキだと思います。
【橙黄色】
まだ若年のヤドリギのようで、実が付いていなければ気付かなかったかも?
いつも見ていたのは、淡黄色の実でしたが、これは橙黄色の実が生っていました(色は図鑑の表現です)。そして別の枝には・・。
淡黄色い実です。今まで、この色しか見た事がありませんでした。
トリミングしてみました。
【ヤドリギ】
ヤドリギ科ヤドリギ属。日本のヤドリギは、セイヨウヤドリギの亜種だと書かれていました。
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