2012年の思い出(植物編③)
今年の前半、一番感激したのは、何といってもベニバナヤマシャクヤクとの出会いです。
【ヤマシャクヤク】
富士山西臼塚周辺。
(5月上旬撮影)
(5月26日撮影)
ここは花付きの良い場所でした。
果実(雌しべの花柱)3個。
果実4個。
果実5個。
横顔。花弁のふんわり感が何とも言えません。
【ベニバナヤマシャクヤク】
富士山麓某所。
(6月3日撮影)
ヤマシャクヤク(白花)の花が終わり、このように果実が顔を覗かせた頃・・。
こんな、とんがりボウシを被った蕾が付いていました(希に、白花でもこのように萼片の先端に、葉がついたものがありますが・・)。
葉裏には、私が今まで確認したヤマシャクヤクには無い、毛が生えていました。ただ、この場所でも毛の生えていない紅花もありました。この特徴は、必ずとは言えないようです。
まだ萼片に覆われた蕾もありましたが、一部紅色の花弁が顔を覗かせていました。萼片の先端の葉も、初回よりかなり成長していました。
発見した中で、一番最初に咲いた花。感激の対面でした。
図鑑や諸先輩のWebページで「花柱は5個で、先が強く巻き込む」と書かれています。でも、白花にも5個のものがあるし(上の写真参照)、この紅花は3個でした。
「強く巻き込む花柱の先端」も確認出来ました。
どうも、ベニバナヤマシャクヤクの同定は、花弁の色ではなくこの部分でするのが正しいようです。ブログをご訪問頂いた方から教わった、某大学の研究資料の中に、ヤマシャクヤク(白花)の変異種で、紅花や紅色の縁取りのある花が載っていました。
三週に渡る観察で、図鑑には書かれていない、いろいろな事を学びました。そして、この地の情報を下さった方に、重ねて感謝致します。有難うございました。
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