クロヤツシロランの果実(種)
我が家のスギ林に生えるクロヤツシロラン。毎朝、萌と散歩に行って様子を見ています。花を探した時は、少ししか見つからず、年々少なくなっていると思ったら、沢山の果実が顔を覗かせて来ました。
花の時は、堆積した杉の葉などに隠れていましたが、結実するとこのように伸びて来ます。緑色の葉は、クロヤツシロランのものではなく冬イチゴです。クロヤツシロランは、葉を持たない腐生植物です。
莢が割れて来ました(11月2日撮影)。
こんなに伸びて来ます。30cm近いものもありました。
最後には、こんな雪洞のような形になります(11月2日撮影)。
朽木の傍に種を蒔いて見ました。
花の様子はこちらで見てください。
http://asitaka-yamabudou.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-e4ba.html
栽培が困難とされている腐生ランの花を咲かせた方がいます。世の中には、凄い方が居るものですね。
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カラスの権兵衛さん、今晩は。
コメント有難うございます。
写真は、種の様子が分かるように撮りました。
この後、土の中に埋めました。
他にも何ヶ所か蒔いてみましたが、その後を確認をしておりません。
共生菌が逃げた跡・・HPを拝見して勉強させて頂きます。
また教えてください。
投稿: やまぶどう | 2013年2月14日 (木) 19時26分
あはよう御座います 年寄は眠れないのが特技で困ってます。
この時期腐生ランとは気でも狂ったのかと云われそうですが。
どうでしょうか、その後何か謎解きしましたか。
今時、何故らん展なのでしょうか。好きでないので行きませんがです。
布団の中で世界らん展中です(笑)。ご笑蘭下さい。
追件、この蒔き方は、ん?ですね~。共生菌が逃げた跡ですから。
でも自然にはしっかり貢献してると思いますです。
投稿: カラスの権兵衛 | 2013年2月14日 (木) 04時40分