クロヤツシロラン①
台風がだんだん離れて行きます。それにしても凄い雨と風でした。何とか屋根が飛ばずに済んだようです。明日の朝、表を見るのが怖い・・。
今朝も、町内行事の片付けに行って来ました。午後の台風対策もしなければなりません。その前に、一時間ほど探しものに行って来ました。
探しものは、我が家の山林に咲く、とっても地味な花です。
地味な花・・クロヤツシロランの花です。丈が低い上にこんな色をしていますから、見つけるのが大変です。
上から・・。
この花は受粉していると思います。蕾の時と咲き始めは、花柄が横を向いています。そして受粉すると、(花柄が)上を向くようになります。その後、花の時から想像出来ないくらい花柄が伸びて来ます。
この山林は杉の林です。堆積した杉の葉や枝をめくると、このような白い菌糸が繁殖しているのが分かります。腐生ランのクロヤツシロランは、このような菌糸から養分をもらっているそうです。
堆積した杉の葉で、横になっていた茎。受粉して膨らみ始めた子房を見て、花の時期はそろそろ終わりかと思っていました。ところが、良く見ると包葉部に小さな蕾が付いています。まだまだこれから咲く花のある事が分かりました。
痛んだ花を見る事は多くても、こんなに綺麗な姿で咲く花は、なかなか見る事が出来ません。
後ろから・・。
次の記事は、望遠鏡「BORG」の相棒になったミラーレス一眼NEX-5で撮った写真です。
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