フガクスズムシソウ健在
今年は、フガクスズムシソウの花を見損なってしまいました。突貫工事で忙しかった上に、休日に用事が続きましたので・・。
8月5日に富士山南麓を探索してみました。
【カエデ属①】
ノキシノブに囲まれているフガクスズムシソウ。初めて確認した木です。
この木には沢山着生していました。来年が楽しみです。
【カエデ属②】
上の木から少し歩いたところで、また見つけました。
ノキシノブに隠れていますが、何株か生えています。
肉眼だと良く分かりませんが、ズームして見るとフガクスズムシが確認出来ます。
【カツラの木】
昨年見つけたフガクスズムシは、カツラの木に着生していました。
「あれっ、確かこの辺りに生えていたと思うけど・・」不安が過ります。
風雨でコケが落ちたのか人が登った跡なのか?少し離れて写すと、この下にも痕跡がありました。
でも、ずっと上の枝を見ると、沢山の株が確認出来ました。
こちらにも・・。
ここなら、普通の小父さんには手が出せないでしょう。沢山の株を見て、少し安心しました。
フガクスズムシ:環境省では絶滅危惧種Ⅱ類(VU)、静岡県では絶滅危惧種ⅠB類(EN)に指定されています。別の検索システムでは、静岡県は絶滅となっていました。前記の方が新しいようです。
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