コウリンカ(裾野市)
私のブログは、撮影してから1~2週間遅れの記事が多くなってしまい、毎日見てくださる方には大変恐縮です。
今日は、須山口登山道の記事から少し外れて、日曜日(8月5日)に撮ったばかりの写真を見てください。まだまだ暑い日が続いていますが、山では初秋の気配を感じます。
そろそろ、近くの草原にコウリンカが咲く頃だろうと思い、見に行って来ました。
最初に目に入って来た株です。今年も無事でいました。
中には蕾もありましたが、殆どの花が見頃でした。
上から・・。
図鑑には「濃橙黄色の舌状花は、長く垂れ下がる」と書かれています。
株元にはこんな葉が付いています。「根生葉はさじ形、茎葉は互生し、広倒披針形・・」図鑑の表現は難しい。根生葉は開花時に枯れる・・まだ枯れていないようです。
綺麗な花でしょ?
【コウリンカ】
キク科キオン属。絶滅危惧種Ⅱ類(VU)・・絶滅の危険性が増大している種。
今までは、私の背丈よりも大きく育ったススキの中に、隠れるように咲いている花を見て来ました。でも、図鑑を見ると「日当たりのよい草原に咲く」と書かれています。昨年、ここで日当たりの良い所を探して見ました。そして見つけたのがこの花達です。意外な場所に咲いていました。
« ハナビラタケ(須山口登山道) | トップページ | ミヤマフタバラン①(御殿庭) »
「植物観察」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- やまぶどうの徒然日記_2010年(2020.12.03)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- カンアオイ属分布調査(オトメアオイ)(2020.12.01)
- テンナンショウ属の果実(2020.11.30)
よしこさん、お早うございます。
綺麗でしょ?
この橙色が草原の緑にとても良く映えます。
近くにこの花が咲くことを知ったのは数年前でした。
レッドデーター都道府県別分布状況には、園芸目的の採取が絶滅の要因と書かれていました。
もちろんそれもあるでしょうが、いろいろな植物の自生地を見歩く内に、樹木などの生育による環境の変化が、一番の要因ではないかと思うようになりました。
ここのコウリンカ達が、何時までも生き残ってくれることを願っております。
投稿: やまぶどう | 2012年8月 8日 (水) 08時04分
こんばんわ。
私もご存知の通り、以前はその日の事をせいぜい次の日に書いていましたが、最近は完全に過去録になってしまいました。そう、今日、何々が咲いていましたを競うようなね。でも、自分のペースで書いていけばいいんだって、開き直っています。
コウリンカ、綺麗な花ですね。色合いや、花の真ん中のところがワレモコウも感じさせて、秋の雰囲気がありますね。
投稿: よしこ | 2012年8月 7日 (火) 22時26分