新宮池(浜松市春野町)
明日は雨のようです。観察会は中止になってしまいました。
春野町和泉平・・伝説の湖「新宮池」に立ち寄って見ました。山上にあるこの池は、まだ桜の蕾も固くひっそりとしていました。
木彫りの鯉が、出迎えてくれました。春野は、木工品も盛んなようです。
こちらは、枯れ木の下に群れる鯉。生憎、水が濁っていて良く見えませんでしたが、かなりな数の鯉がいるようです。
この湖は「新・浜松の自然100選」に選ばれているそうです。
【新宮池】周囲500m。冬でも涸れる事のない、湧水を源泉とする神秘的な新宮池には、諏訪湖との地底水路の言い伝えや竜蛇伝説があり、毎年夏に数多くの提灯を掲げた船屋台を湖面に浮かべる鮮やかな大祭が行われています。
※余談・・この看板の反対方向にあった、環境省と静岡県の名が入った看板には「夏でも枯れる事が無い・・」と書かれていました。首を傾げながら、ここに来て間違いである事が分かりました。
年賀状作成の時に、無料ダウンロードさせていただいた竜神様のイラストです。竜蛇ではありませんが、伝説の雰囲気を味わっていただきたくて載せてみました。
【新宮池の伝説】
伝説は、諸説あるようですが・・。
「昔、この池に大変乱暴な大蛇がすんでいて、度々畑や山を荒らし、美しい花に化けたり若い公家に変身して長者の娘に危害を加えようとしましたので、村人たちは、水際の大木を伐り倒して投げ入れ、古い鉄の鍋や釜を池の底に沈めてこらしめました。さすがの大蛇も、とうとう家山(榛原郡川根町)の池に逃げて行きました」・・春野町教育委員会の石碑より。
川根町は、現在島田市になりました。こんな所で、家山の「野守の池」と繋がりました。伝説は、面白いですね。
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