生き残っていたシクラメン・コウム
一年があっという間に過ぎました。被災地の方にとっては、とても長い一年だった事でしょう。これから解決していかなければならない諸問題が、まだまだ山積しています。被災地の方が、少しでも早く平穏な生活に戻れます様、心よりお祈り致します。
今日は、午前中近場の山林探索をして、午後から畑の草取りに行きました。富士市の公報を合図に、犠牲になられた方へ黙祷を捧げました。
【シクラメン・コウム】
萌の早朝散歩の後、鉢植えの手入れをしていると、棚下に咲いている赤い花が目に入りました。
「あっ、シクラメン・コウムだ!」全部で4輪咲いていました。
棚の下なので写しにくい・・。艶のある葉は、シクラメン・コウムではなくシソ科のジュウニヒトエです。
このシクラメン・コウムは、大阪に住むメル友(M.Fさん)が送ってくれた株の子孫です。屋外栽培で大丈夫との事でしたが、数年前の春先、暖かくなり始めてから雪の降った事があり、頂いた球根は駄目になってしまいました。
でも、その前年、種が出来ていたのです。ただ、その種も何処かに行ってしまい、我が家のシクラメン・コウムは絶えてしまったと思っていました。
これが、その時の種の写真です。花茎が種を巻き保護しています。面白いでしょ?きっと、この種が棚下に落ちて、行き伸びていたのでしょう。
植物たちは、か弱い面とこのような逞しさを併せ持っています。人間も、負けずに逞しく生きたいですね。
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もこままさん、お早うございます。
シクラメンは、面白い性質を持っていますね。
このまま、棚下で増え続けてくれると思います。
移植しないで置くつもりです。
投稿: やまぶどう | 2012年3月12日 (月) 08時09分
こんばんは。
花茎が種を巻き保護しているところは
まるで母親が幼い子供を寒さから守っているように見えます^^
投稿: もこまま | 2012年3月11日 (日) 21時33分