樹上のムギラン
シシラン(シダの仲間)、ホソバニセジュズネノキ(細葉偽数珠根の木)、イズセンリョウ(伊豆千両)などの珍しい植物をブログ友の記事で知り、その場所へ行ってみました。
そして、初めて樹上のムギランに出会いました。今までは、図鑑か山野草の展示会等で見ただけで、自生の株を見た事はありませんでした。それは、足元に生えていたコクランが引き合わせてくれたのです。
頂に登り、足元を見るとこのコクランが生えていました。そしてその横には・・。
この塊が落ちていました。「あっ、ムギランだ!」
別のカメラで撮って見ました。周囲の樹上を探しましたが、この頂の鬱蒼とした樹木の中で確認する事は出来ませんでした。
そして頂から下へ降りると、樹上にマメヅタとは違う植物が居候していました。
光学30倍ズームでやっとこのくらいです。これ以上に撮るには望遠鏡(BORG)しかありません。でも、拡大して見るとムギランと確認出来ます。
方向を変えて・・。
上の写真をトリミングしてみました。右下に見えるのがマメヅタです。着生している木は、アカシデ?
この近くには、カヤランとヨウラクランが着生した木があります。樹上の着生ランが3種類も見られるなんて幸せな事です。中でもムギランは、絶滅危惧種Ⅱ類(VU)・・絶滅の危険性が増大している種に指定されています。
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