技能五輪全国大会④
もう少し、技能五輪の記事を見てください。
【電工】
開始の合図とともに、支給材量のチェック。
課題資料による仕様のチェックと、加工寸法の検討を行っています。見学者から見ると「なかなか施工に着手しない」といった感想ですが、後に仕様書を見て、ここで時間をかけている理由が良く分かりました。とても細かい仕様書でした。
昼休みを挟んで競技が行われます。各ブースを比較して見ると、施工手順も様々です。
作業が終わり、最終確認をしているところです。見え難いですが、フジッピのマークやテーマ、顔のイラスト等も貼る事になっているようです。
審査が始まりました。選手も応援者も緊張の一瞬です。
今回、技能五輪の競技を間近で見て、感じた事を少し書いてみます。この競技に出場している選手の所属会社を見ると、何れも各都道府県の電力会社の主要下請会社ばかりです。「この大会は、小さな電気工事会社では出場できない」・・そう思いました。
職人さんとしての施工技術だけでなく、競技に勝つためのテクニックや専用の工具(通常作業では使用しない)などが必要になるからです。競技時間は、材料点検を含んで6時間20分。出場選手達がギリギリで終わった事を考えると、一般の電工さんの2人工くらいになるかもしれません。
ただ、制御盤の配線、配管の加工などを見ると、匠の技を持った電工さんは、小さな電気工事会社の中にも沢山います。こういう人たちを集めた技能五輪も面白いと思います。
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