スッポンタケ
今日は寒い一日でした。今まで暖かかったから、急に冷え込むと辛いですね。
この季節に生えてくる個性派のキノコ「スッポンタケ」の観察記事です。以前の記事も見てください。
【果樹畑のスッポンタケ】
白いボール状の幼菌が見えます。
出て間もないスッポンタケは、先端部が黒っぽく(図鑑では暗緑色)なっています。これがとても臭くて、ハエなどが集っています。
黒い臭気のある部分を、ハエなどが舐めて白くなると図鑑に書かれています。でも、雨で流れ落ちる事の方が多いような気がします。
【スギ林のスッポンタケ】
堆積したスギの葉をめくると、幼菌が見つかりました。
倒木脇に生えていたスッポンタケ。やっぱり臭い!
図鑑によると「食用不適」と書かれたものと、野菜炒め餡かけや中華スープに入れた料理が載っているものがあります。毒キノコではなく食用になりますが、あの強烈な臭いを消さない事には、食べられたものではありません。
先端部をとり、茎の部分だけを水に晒して、中華スープに入れて食べて見ました。独特の食感があり、頭の中からあの臭いを除外して食べれば、不味くはありません。アミガサタケと同じ仲間ですから・・。
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