帰り道の植物観察②
この場所へ立ち寄った一番の目的は、ミツガシワの様子見です。今年は、種の観察をしようと思っていたのですが、実現出来ませんでした。
こんな水路脇に生えています。この季節では、葉もあまり見る事が出来ません。それでも、少しだけ姿を見る事が出来ました。
成長した葉と・・。
出て間もない葉では、形が違っています。
地下茎は、竹のようです。この地下茎は、霜で変色し、場合によっては枯れてしまいます。当初は、水路の水によって冷却されるため、この場所に生き残っているのかと思いました。ところが・・。
土手の上にも生えています。そして春には、沢山の葉を確認しました。水につかっていないと暑さでだめになるなら、この部分に生えていないと思います。このミツガシワは、沼津市某所の気候で育つように進化しているのではないでしょうか?
上の株の接写。葉が美味しいのか、どれも虫に齧られていました。
ミツガシワは、こんな花が咲きます。浮島ヶ原自然公園にお嫁入りした株と共にいつまでも生き続けてほしいと願っています。
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