野生ランの種色々
また、週末天気が悪いようですね。困ったものだ。今日は、野生ランの種を集めてみました。
【タカネフタバラン】
受粉率が良いですね。でも、沢山種を付けると株が弱ってしまうかも?
【ミヤマモジズリ】
花を見たかったのですが、遅すぎました。残念・・。
これも受粉率が良いようです。来年は花を見に行こう!
もう少し早い状態の種を見たかった・・。もう鞘しか残っていませんでした。
次は、これから咲く腐生ラン、アキザキヤツシロランとクロヤツシロランの種です。
【アキザキヤツシロラン】
下のクロヤツシロランと似ています。少し長細く鞘の色が薄いかな?
こんな粉のような種が入っています。
【クロヤツシロラン】
この写真が、観察仲間との出会いを導いてくれました。この種を見た翌年、初めてクロヤツシロランの花を見る事が出来ました(花は地際に咲き、茶系なので気が付きません)。
弾ける前の状態。中に白い粉のような種が見えています。そういえば、そろそろ蕾の出始める頃だと思います。様子を見に行ってみよう。
【エビネ】
エビネも、この鞘の中に粉のような種が入っています。ところで、エビネの球根には、リアップと同じような働きをする成分が含まれているとか?私にはまだ関係ありませんが・・。
最後は、果肉の中に種の入っている野生ラン(腐生ラン)の写真です。
【ツチアケビ】
果肉の中に小さな種が詰まっています。
上のツチアケビと同じく、果肉の中に種を宿しています。
天気が良くなったら、友人の研究者が設置した観察用カメラを回収に行こうと思っています。
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