キヨスミウツボとギンリョウソウ
また腐生植物の記事です。
【キヨスミウツボ】
7月9日は、富士山南麓の観察会でした。この日は、キヨスミウツボの当たり日で、各所で沢山見る事が出来ました。
キヨスミウツボの赤ちゃん(蕾)です。蕾を覆っているのは鱗片葉と呼ぶそうです。一見すると、下のギンリョウソウの蕾に似ていますね。
この日一番の群生。凄いでしょ?
富士砂の中からも顔を出しています。
落ち葉の中から顔を出しているものもいます。
【ギンリョウソウ】
北麓では沢山見る事の出来たギンリョウソウも、こちらではあまり見かけませんでした。
ギンリョウソウの赤ちゃん(蕾)です。
なんか丈が低い・・。
液果が見えているギンリョウソウ。 下を向いています。
やがて花弁が落ちて、液果は下向きから横向き、そして上向きになります。この変化は、アキザキヤツシロランやクロヤツシロランとも似ています。この先はまだ見た事がありません。
中にはこんな奴もいます。ゲゲゲのキタロウのお父さん・・めだま親父のようですね。
今日も暑い!明日もきっと暑い!頭も身体もフル稼働できない・・困ったものです。
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ロココさん、今晩は。
恵まれた環境にいるので写真を撮り貯めています。
キヨスミウツボは、タイミングが合わないと見逃してしまうかもしれません。
この日は沢山見る事が出来ました。
「めだま親父」の後、どうなるのか見てみたいです。
投稿: やまぶどう | 2011年7月16日 (土) 20時04分
こんばんわ~お久しぶりで・・・


とにかく暑いですね~ もうげんなりの毎日です。
(*_ _)人ゴメンナサイ
相変わらず精力的に観察なさっていますね。
あるのに見ていないだけかもしれませんが・・・。
キヨスミウツボは日本全国に分布しているそうですが
まだ私の目には入ってきません
最後のギンリョウソウは本当に「めだま親父」のようですね。
投稿: ロココ | 2011年7月13日 (水) 22時19分