クマガイソウ（その１）

今日はせっかくの休みなのに雨☂・・。家で片付けでもしようと思っていました。萌の散歩が終わって、いつもより遅い朝食を済ませ、表に出たところ、空が明るくなってきました。

「明日はもっと雨が激しくなるだろうし、そろそろ咲き始めたヤマシャクヤクの花を、一輪でも見に行こう！」ということで、家族の呆れ顔を気にもせず家を出ました。

動物の鳴き声が聞こえる林内を、鈴音を響かせながら登りました。あちこち彷徨いているとあまり目にしない丸い葉が・・フキかな？

「フキじゃない・・クマガイソウだ！」

小さな葉が沢山生えていました。

良く見ると扇形の葉は、二枚の対だけではありません（右と上）。

こちらにも・・。

これはフキの葉です。近視の上に老眼だと錯覚してしまいます。

興奮を抑えきれず、開花株を求めて周囲を探しました。すると・・。

ありました。まだ咲いています。

この植物は、実生よりも地下茎で増えていきます。上の写真の小さな株が沢山あったところには、開花株があったのかもしれません。自生の花が見られた喜びと共に、この開花株が来年も残っているのか不安が過ぎります。

花の写真は、（その２）で見てください。