丸火自然公園の植物(2月下旬②)
今夜も冷え込んでいます。萌は、お下がりの毛布の上で寝ています。ちゃんと雨に濡れないように(自分で)庇の下へ移動していましたよ。
オニシバリに花が咲いていました。樹皮が頑丈で鬼も縛れる・・と言う事からついた名前だそうです。それと秋に葉が出て夏に落葉する事からナツボウズとも呼ぶそうです。変わった奴ですね。
良く見ると、沈丁花の花に似ています。ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属だそうですから、似ているわけですね。
葉の色と同じ地味な花なので、近づいて見ないと気付きません。
ヒメシャラだと思って近づくと銘板がソウジュ(双樹)になっていました。沙羅双樹(サラソウジュ)・・平家物語の「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらはす。」あの仏教聖木、双樹はフタバガキ科だそうです。
この木はツバキ科ですから種類が違いますね。銘板をよく見ると、隅に小さな字でヒメシャラと書かれていました。結局「ヒメシャラ」と言う事で・・。
樹皮のアップです。
【特別出演】
植物のタイトルなのに、公園内の池で見つけた魚の登場です。
フナが沢山泳いでいました。
金魚もいました。
この時期になると、一番目につくのがガマガエルの卵です。ところがまだ早いのか、全然見当たりませんでした。また次回覗いてみます。
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りんさん、今晩は。
こちらでも薄らですが降りましたよ。
もう降って欲しくないですね。
平家物語のこの書き出しはなぜか覚えていました。
学生だった頃が懐かしいです。
投稿: やまぶどう | 2011年3月 4日 (金) 00時08分
こんばんは。雪が積もりました。
祇園精舎の鐘の音 諸行無情の響きあり
沙羅双樹の花の色…でしたかねー
祇園精舎には鐘はなかったそうで…。
投稿: りん | 2011年3月 3日 (木) 21時00分