対面石再び(その2)
駿東郡清水町の八幡神社境内を探索してみました。
【白旗舎】
前記事の中鳥居をくぐり太鼓橋を渡るとその左方向にこの祠(ほこら)があります。頼朝公を祀った白旗舎(しらはたしゃ)です。
【御随神】ごずいしん
頭部が無くなっています。
こちらは、原形が良く分かりません。
由緒書きには「大神様を守護したもうた御随神(奇石窓神・豊石窓神)」とありました。「ごずいしん、くしいわまどのかみ、とよいわまどのかみ」とフリガナがありましたが、Web検索すると随神は「かんながら」と読み奇石窓神・豊石窓神の漢字も色々ありました。迷ってしまいます。
【対面石】
神殿の西北側に、平家追討の軍を起こした頼朝と、奥州より駆けつけた義経が対面した場所として、この対面石が置かれています。
対面石です。台座があるから奥が頼朝だろうか?
対面の記念のために兄弟が自ら植えたと伝えられている「ねじり柿」です。良く見ると二本あります。歳月を考えると細すぎですね。柿の木の寿命は、富有柿で7~80年だそうですから、何代も更新されてきたのでしょう。
【その他】
中鳥居の左手に祀られていた道祖神。風化と苔むして年代などは分かりません。
手水舎の向かい側(東側)にあった旧手水舎?
源氏の軍は、富士川の合戦のためにこの地に本営を造営したそうです。我が富士市にある「平家越え」など、周辺には源氏に関する史跡が沢山あります。真偽の程はともかく、歴史の跡をたどるのも楽しいです。
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