大坂上古墳(富士市)
静岡県立吉原工業高等学校の道路脇に古墳があります。以前から気になってはいたのですが、案内看板を読む事もありませんでした。「それではいけない。地域の事は少しでも知っておこう」・・と言う事で調べてみました。
「大坂上古墳/おおさかうえこふん」と書かれています。
横から見た写真。
中を覗いて見ると、コケやシダが生えています。石室は、富士溶岩の割石で構築されています。
奥の墓石には「妙法吉永大阪上古墳」と書かれています。この古墳からは、校庭整地に伴い発掘調査で沢山の副葬品が出てきたそうです。元はこの場所ではなく、移設されたと案内看板に書かれていました。
形状:円墳、規模:墳丘の直径16m、高さ4m、主体部:横穴式石室、全長9.65m、石室中央部の幅1.95m、高さ1.82m、今から1250年くらい前に作られたそうです。
富士市では約600基もの古墳が発見されているそうです。驚きです。古墳時代は、弥生時代と奈良時代の間、3世紀中頃から8世紀初め頃になります。古墳探索で、遠き時代に思いを馳せるのも楽しいです。
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yo-shiさん、お早うございます。
この場所のすぐ下には、かぐや姫伝説の竹採り公園があります。
古墳時代後期の村の首長(有力者)の墓と推察されているそうです。
投稿: やまぶどう | 2011年1月22日 (土) 08時51分
私が以前滝を訪ねてうろうろしたあたりですね。
もちろん気がつきませんでしたけど。
被葬者のことなどはわからないのでしょうね。
投稿: yo-shi2005 | 2011年1月21日 (金) 20時57分