沼津御用邸記念公園(西附属邸)その3
西附属邸の記事、もう少しお付き合いください。パンフレットにも載っている「職人さんの匠の技を結集した玉座」の紹介もしたかったのですが、上手く写真が撮れませんでしたので、その他で気になったものを載せます。
【ガラス】
透明のガラス・・少し前に同じようなガラスを見ました。箱根山荘環山の茅葺き屋根の建物です。こちらは、ドイツのガラス職人の手作りだそうで、表面が滑らかではありません。
写真を見てその様子が分からないかと考えていたのですが・・。普通に撮れば、ガラス越しに見たものが歪んで見えます。
カーテンをしなければ丸見えですね。
この凹凸の激しいガラスが、独特の趣を醸し出しています。
まるで乱視の目で見たようですね。
こんなに歪んでいます。
【さざれ石】
これは国歌「君が代」に歌われているさざれ石です。学名を石灰質角礫岩と言い、岐阜県揖斐川春日産のこの石は、岐阜県の天然記念物に指定されているそうです。
これは、盆栽好きの先輩から頂いたものです。当初は、小さな石がくっついて塊になっただけで、あまり興味が湧きませんでした。何処産なのか分かりませんが、さざれ石だと聞いてから大切に保存しています。
次は植物観察の記事です。そして主目的、菊の展示会の様子を載せようと思います。
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tomokoさん、今晩は。
この建物には、普通の曇りガラスを使ったところもありますが、凹凸のある透明ガラスを見てからは、何となく物足りない感じがしました。
良く見ると気泡も入っていて、現在のガラスと比べれば出来の悪いガラスなんですが・・。
案内の方の説明を聞くと、かなり細かいところまで匠の技が駆使されているようです。
投稿: やまぶどう | 2010年11月 6日 (土) 20時34分
こんにちは! 歪みのあるガラスって、温かみが感じられていいですね~ 大事にしていつまでも残ってほしいですね。古い電燈の笠も、今では手に入らないし・・・これが似合うお家も少なくなって。
匠の技も次第に下降線でしょうからねえ~~
どれもどれも大切な遺産ですね!
投稿: tomoko | 2010年11月 6日 (土) 16時15分