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2010年11月14日 (日)

傘木町の伝説

地名の由来には、色々な言い伝えがあります。富士市に住む私も、つい最近までこの地名を知りませんでした。最近では、行政上の地名で表示された地図が多いので、地域の人でなければ知らないような地名があります。

傘木と書いて「かさぎ」ではなく「からかさぎ」と読むそうです。

Karakasagi_j1s

傘木浅間神社。富士市指定の保存樹林になっています。樹種は、クスノキ、ケヤキ、スダジイ、クロガネモチです。

Karakasagi_j3s

神社西側の駐車場から。

Karakasagi_j5s

上の写真を撮った場所の右手に、この標識が建っていました。クリックして見てください。

Karakasagi_j4s

「傘木のイボ神さん」の伝説が伝わる石です。イボ取りの伝説も色々ありますね。

Karakasagi_k1s

浅間神社の少し南側には、傘木の地名の由来を記した説明書きがあります。

Karakasagi_k2s

ここにも、源頼朝が行った富士の巻狩りにまつわる伝説がありました。

源頼朝がこの地にやって来た時、枝を広げた木の下に駆け込み雨をしのぎました。頼朝は、まだ名前の無かったこの村に「からかさぎ」という名を付けてくれたそうです。以来、町名由来の木としてこの木を大切にしてきたそうです。

現存する木は、当時のものではないでしょうが、このような大木があったのかもしれません。

Reimeisui_1s

傘木の地名の由来を記した標識の下の竹林には、こんな石碑がありました。「黎明水」と刻まれています。以前は、湧水が豊富に出ていたのかもしれません。現在は、ごく僅かの水が竹林内の小川に見られるだけです。

自分の住む地域の事・・もっと学ぶ必要があると思いました。

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コメント

Saxmanさん、今晩は。
地図のURLはこちらです。
岳陽中学校のバス停から、沢沿いの道を南に下った所にある神社です。
http://www.mapion.co.jp/m/35.18195681608325_138.67360717735846_9/

富士市に住んでいます。

私は幼児の頃イボが多くて、母親に連れられて傘木にあるイボ取り神に行った記憶がありま

す。

イボが治ったかどうかは覚えていませんが、当時が懐かしくなってもう一度行ってみたいです。

はっきりした場所が分かりませんので、地図を載せてください。

慶さん、今晩は。
漢字は違えどここの町名と似ていますね。
イボ取りの説明書きを見るまで「かさぎちょう」だと思っていました。傘一文字で「からかさ」と読むそうです。
イボ取りの地蔵さんや、湧水などが伝説として伝えられていますが、どんな病気も治そうとする気持ちが必要という事かも知れませんね。
昨日と今日は、二日続けて国立と市立の病院で仕事でした。特に今日は、オペ着を着て一人だけで暗い室内の確認をして来ました。オペの終わったばかりの部屋に入った事もありましたから、一人で7つの部屋を確認して歩くのはとても不気味でしたよ。
標本室や解剖室よりはましですけど・・。

地名の由来って面白いですね。実は慶の母親の出身地は唐笠(からかさ)と言います。唐傘は和傘の事をさすようですが、笠の方を使います。最近は天竜下りの港になって検索でもちゃんと写真が出るのでびっくりですが、母親の住んでいた家は本当に田舎で、地区に6軒しか家がないところです。検索では天竜川がここだけ開けて笠のように見えるからとありましたが…???じゃあ唐は?
いぼとりさんの事。子どものころ手にできたいぼがなかなか治らなかったときに子ども相談で、「いぼには薬がなく、自分で治ると思うと治ります」とあったんです。そうなんだと思ったら、本当に治ってしまったんです。でも自分でも半信半疑で人には言わなかったのですが、2年ほど前にやはりいぼが出来、いぼはウイルスだと聞いたので、人にうつしてはいけないと思って皮膚科に行ったんです。そうしたら、Dr,「信じて心から毎日いぼころりにお祈りしなさい。心からお祈りすれば治ります」とドライアイスでいぼを焼きながら言うんですよ。治療に行くたび「どこそこにいぼころりがある。信じて…」と言っていました。ある日待ち会い室に小さな石があり「信じてこすりなさい。いぼがころりと落ちます」と書いてありました。漫画のような本当の話です。この皮膚科の先生、随分早くからHPを開き、毎月に診療の内容を公表している先生なのですが、医学ではいぼは直せない???

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